ここから本文です

【新種牡馬の正体】ルーラーシップ 秋の東京で本領発揮するキンカメの後継馬

東スポWeb 8月3日(水)21時41分配信

【新種牡馬の正体 2016:連載2】ルーラーシップは今年の新種牡馬の中で最も豊富な持ち駒を誇る。2010、11年とリーディングサイアーに輝いたキングカメハメハを父に持ち、母は1997年のJRA年度代表馬エアグルーヴという超良血馬なのだからそれも当然。注目の初年度産駒は7月31日終了時点でJRA3勝(イブキ、ダンビュライト、キングズラッシュ)と順調なスタートを切った。

「ルックスが良くて、馬体にボリュームがあって、さらにエアグルーヴの血のおかげで品もある。とにかく産駒にはいいイメージがあって、当初から評価は高かったですね。ただ、大型馬が多いのでそんなに早い時期から動かさなくてもいいのかな、と。父はキングカメハメハ産駒の中でもロングボディーで、トニービンの血も入っているから本質的に忙しい距離や小回りは不向き。秋の東京開催でディープインパクトやハーツクライ産駒とガチンコの勝負ができれば」(社台スタリオンステーションの徳武氏)

 現役時代、獲得したGIタイトルは香港のクイーンエリザベスII世C(12年)のみ。それでも馬産地の人気は際立って高い。初年度(13年)から208頭の交配牝馬を集め、14年=230頭、15年=241頭と増える一方。今年の種付け頭数もすでに200頭を超えている。

「サンデーサイレンスの血が入っていないし、母系は日本で代々栄えてきた血統だから安心感があります。今の日本のリーディングサイアー上位は世界レベルに達しているので、そこに食い込むのは本当に難しいことですが、ルーラーシップにはそれだけの能力と可能性があると思っています」(前出の徳武氏)

 ディープインパクト産駒同様、キングカメハメハの直子も近年は続々とスタリオン入り。サイアー界の2大巨頭の争いも次世代に移りつつある。そんな中で、ルーラーシップは父の有力後継馬と目される一頭。総合力に優れた本格派だけに、秋以降の活躍も間違いないだろうし、初年度だけでなく、上位ランキングサイアーとして注目し続けなくてはならない存在になるだろう。

最終更新:8月3日(水)21時41分

東スポWeb

スポーツナビ 競馬情報

重賞ピックアップ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]