ここから本文です

美しいカーブとSペンの機能拡張に注目――「Galaxy Note7」はココが進化した

ITmedia Mobile 8月3日(水)21時26分配信

 8月2日にSamsung Electronicsは新製品発表会「SAMSUNG Galaxy Note Unpacked 2016」を米ニューヨークで開催し、Galaxy Noteシリーズの最新モデルとなる「Galaxy Note7」を発表。どのような進化を遂げたモデルなのか、写真でその概要を見てみよう。

【エッジのカーブが上下同じに】

●角のない美しいデザイン、5.7型ながら細くて持ちやすい

 Samsungのフラグシップスマートフォンは、春に「Galaxy Sシリーズ」、秋に「Galaxy Noteシリーズ」が毎年発表されている。2016年のGalaxy Noteは8月2日という、例年よりも早い時期に発表された。Galaxy Note7は過去のGalaxy Noteシリーズの集大成ともいえる、あらゆる機能が進化した製品に仕上がっている。

 Galaxy Note7は5.7型のディスプレイを搭載したモデル。両サイドがカーブを描く「エッジディスプレイ」を搭載しており、端まで情報を表示できるため、幅は5.7型ながらもスリムな73.9mmに抑えられている。片手でも十分持てる大きさだ。

 背面もディスプレイ面と同様に左右の角を取ったデザイン。Galaxy S7 edgeと類似の形状だが、Galaxy Note7ではエッジ部分のカーブを表裏で同じ角度にそろえられており、ディスプレイ面と背面が完全対称なデザインとなった。

 カメラ部分はまだ出っ張りが若干残っているものの、その高さはわずかでありほぼフラットな形状となった。なおカメラはGalaxy S7 edgeと同じ1200万画素のセンサーと、F1.7のレンズを搭載する。

 本体の下部にはイヤフォンジャック、USB Type-Cコネクター、スピーカー、Sペンが配置される。キャップレスだがIP68の防水に対応しており、このまま水を浴びても問題ない。

 側面のフレーム部分は本体の実サイズの厚み7.9mmより薄くなっている。なおブルーのモデルはこのフレーム部分がゴールド仕上げとなっている。こうしてみるとカメラの出っ張りがほぼなくなったことに気が付く。

 Galaxy Note 7の本体カラーは4色が提供される。左からゴールド(Gold Platinum)、ブラック(Black Onyx)、ブルー(Blue Coral)、シルバー(Silver Titanium)で、金属の質感をそのまま生かした色合いが美しい。

●Sペンで書いたメモの常時表示や、ページ拡大・翻訳も可能に

 Sペンは本体から奥へ軽く押し込むとそのまま飛び出してくる。そのため、頭の部分はバネの入った構造となっている。なお、この機構は2015年のGalaxy Note5から採用されている。

 Galaxy Note7のSペンは本体と同じIP68の防水防塵(じん)対応となった。サイズはややスリムになり、ボタンの位置はより中央側に移動。ペン先は細くなり感度は倍になっている。

 Galaxy Note7の最大の進化はこのSペンだ。書くことはもちろん、Note7を使いやすくする新しい機能がいくつか追加されている。例えばペンを抜くか、ペンのボタンをダブルクリックして現れるこのエアコマンドメニューに見える「Translate」(通訳)、「Magnify」(拡大)なども今回新たに開発されたものである。

 ロックあるいはスリープ状態でも、Sペンを抜けばそのままメモを書くことができる。黒地のディスプレイ上に書くため、まるで黒板の上に字を書いているようにも見える。この機能はGalaxy Note 5に搭載され好調だったものだ。

 Galaxy Note 7では、この書いたメモをスリープ中にも常時表示することができるようになった。Galaxy S7 edgeから採用されたAlways On Display(AOD)機能を拡張したもので、有機ELディスプレイの特性を生かしたもの。忘備録や買物メモなどを書いた後、そのまま表示できるのだ。

 スマートフォン向けサイトなど、画面を指先でピンチアウトしても拡大表示することができないものもある。しかしMagnify機能を使えばSペンを画面に近づけるだけで、その部分を拡大してくれるのだ。細かい文字や画像を見たいときに有用だろう。ポップアップで倍率表示が出るので、その部分をタップすれば倍率の変更も簡単だ。

 英語や外国語のWebページを読んでいるときに便利な機能がTranslateだ。Sペンを単語の上に近づけると、自動で単語の意味がポップアップ表示される。翻訳はWebページだけではなく、新しくインストールした英語アプリの説明書や、メールで受け取ったPDFファイルも可能。さらにはGalaxy Note7でレストランの英語メニューを撮影し、その写真の単語の上にSペンを掲げても翻訳が可能。かなり使い勝手の高い機能だ。

 Translateの対応言語は70カ国以上。なお翻訳元側の言語は主に西洋の言語で、翻訳される側の言語に日本語やアジア各国を含む、70カ国以上が対応する。

 動画を見ていて気に入ったシーンを簡単に切り出すこともできる機能がSmart selectだ。動画視聴中にSmart selectを呼び出し、画面の選択範囲を合わせて録画ボタンを押すと、最大15秒のGIFアニメとして切り出してくれる。気に入った動画をSNSでシェアするときに、URLではなくダイジェストビデオを送ることができるのである。

 Galaxy NoteシリーズにはSペンを活用するメモなどのアプリが複数あるが、Galaxy Note 7では「Samsung Notes」として1本のアプリに統合、文字入力や手書き文字、そしてペイントなどを1つのアプリ内で行うことができるようになった。ペイントでは色を重ねると油絵のように色が混じる機能を実現し、本物の油絵のような本格的な絵を描くこともできる。

●虹彩認証やシークレットフォルダも新たに搭載

 端末ロック時などに使えるセキュリティ機能として虹彩認証も新たに搭載された。認証は速く、画面を顔に向けるだけでロック解除される。この虹彩認証は米国と韓国の6つの銀行がモバイルバンキングの本人認証に採用することが決まっている。また、虹彩認証で開くことのできるシークレットフォルダも提供。人に見られたくないデータを保存できるほか、アプリもこのフォルダに入れられる。シークレットフォルダ内のアプリは、通常使うアプリとは別に動作するので、2つのアプリを1台のGalaxy Note7内で使い分けることも可能だという。ただし電話番号認証するSNSアプリは対応しない。

 虹彩認証は1端末で1人のみが対応。複数人数を登録することはできず、そのような用途に使いたいときは指紋認証を併用することなる。登録時の反応も早く、登録作業は簡単に行える。

最終更新:8月3日(水)21時26分

ITmedia Mobile

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]