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『第10回 81オーディション』開催 特別賞も有望株そろう

デビュー 8月3日(水)20時19分配信

 声優プロダクション・81プロデュースが主催する次世代声優発掘オーディション『第10回 81オーディション』の本選が1日、東京・新宿安田生命ホールで開催された。グランプリ以外の『特別賞』にもデビューのチャンスがあり、過去には高橋李依らが輩出しているが、今年の特別賞には大岡エリサ(おおおか・えりさ)さん(20)、鈴江祐里奈(すずえ・ゆりな)さん(21)、宮原颯希(みやはら・さつき)さん(17)の3人が選ばれた。

【写真】『第10回 81オーディション』特別賞受賞者の写真

 大きな目が印象的な大岡エリサさん。「自分の番号が呼ばれたとき、“まさか!”と思った瞬間、母の叫び声が聴こえて。母が一番喜んでくれていたのが壇上から見えました。中学のときから約5年近く、どうしても声優になりたいって夢を追いかけているんですけど、母に一番反対されていたんですよ。その母が今、背中を押してくれて、こういう姿を目の前で見せられていることがやっぱり一番嬉しくて」と母への感謝を込めて語った。

 大岡さんが目標とするのは「一番大好きなプラネタリウムで、人を癒せるような声優」。演技審査のときも『夏の大三角形』の解説を演じて見せたが、「池袋のプラネタリウムに行くのが大好きで、普段は元気なキャラクターに声をあてている声優さんが、声だけで人を癒せるということに魅力を感じています。まだまだ技術は足りないんですけど、いつか絶対に、プラネタリウムのナレーションをやりたいです」と目を輝かせた。

 千葉県出身の21歳、鈴江祐里奈さんは「声優にはずっとなりたかったんですけど、周囲に言い出すことが出来ませんでした。でも言ってみたら、両親も友達も理解して応援してくれてたので、みんなの気持ちを胸に、もっともっと精進して、この結果を踏まえて成長していけたらいいなって思います」と受賞の喜びを噛み締める。

 声優・高山みなみに憧れ、少年役としても活躍できそうな魅力的な低音の持ち主。演技審査で披露した『外郎売り』を聴いた審査員から「他の人にはないものだと思います。貴重な声です、大切にしてください」という言葉を贈られた。鈴江さんは「小さな頃はこの声がコンプレックスだと思っていました。でも今は、武器にしたほうがいいと言っていただけたので、この声が武器だと胸を張って言えるようになります!」と自信を持つことができたようだ。

 17歳の高校生の宮原颯希さん。「同年代や年下の人たちがどんどんデビューしていくのを客側で見ていて、すごく悔しくて羨ましくて。今高校生の私が、ただ見ているだけでいいのか?っていう想いが強くなっていきました。応募締切は5月末で、大学受験を控えている身だったし、これが本当に最後のチャンスだと思って、ちょっと無理をして応募しました。だから賞がいただけて本当に嬉しいです」と言う。宮原さんは特別賞のほか、スタジオディーン賞、小学館賞にも輝いた。

 アニメ『けいおん!』をきっかけにアニメにハマり。「度胸と、高校演劇独特のちょっとオーバーな表現力を武器に、様々なことに挑戦したい」とアピールした宮原さん。「支えてくれる人がたくさんいて、なおかつ状況に満足していられるような声優になりたいです。生計を立てられる声優になりたい」と、安定志向とも大胆とも取れる表現で夢を語った。

 「ここからがスタート」大岡さんがいうように、プロの声優への第一歩を踏み出したばかりの受賞者たち。彼女たちは切磋琢磨しながら、それぞれの夢を叶えていくだろう。

最終更新:8月3日(水)20時19分

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