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【人間椅子連載】ナザレス通信Vol.9「夏フェス」

BARKS 8月8日(月)18時49分配信

今年は例年より多くフェスに出演する人間椅子ですが、フェスというものの存在を初めて知ったのは高1の頃でした。1980年イギリスで行われた「MONSTERS OF ROCK」のライブ盤によってです。好きだったRAINBOWとSCORPIONSが目当てで買ったのですが、他のバンドも素晴らしく、溝がすり切れるほど聴きました。SAXSONとRIOTとAPRIL WINEはこのアルバムがきっかけで好きになりました。まさにフェスは宣伝効果抜群のイベントなのであります。

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実際に生で観たいと思っていた矢先に「SUPER ROCK'84」が行われます。まずいことに浪人中だったのですが、出演バンドのあまりの良さに生活を極限まで切り詰めてこっそり行ってきました。なにしろ大好きなANVILが生で観れるというだけでも興奮ものなのに、他にWHITESNAKE、MICHAEL SHENKER GROUP、SCORPIONS、デビューしたばかりのBON JOVIという豪華なラインナップです。真夏の西武球場でした。とにかく暑かったなぁ。あまりに暑くて最後のほうは朦朧としてました。おまけに30年以上前のことなので内容をよく覚えていないのですが、印象深かったのはANVILのドラムのバスドラがやけに大きかったこととか、BON JOVIがスピーカーの上に乗ってアメリカの国旗を振っていたこととか、COZY POWELLがクラシック曲に合わせてドラムソロを叩いていたこととか、MICHAEL SCHENKERがUFO時代のインスト曲「LIPSTICK TRACES」を弾いてくれたこととかでしょうか。夢のような祭典でした。

さて今回はWHITESNAKEのおすすめ盤を。いろいろご意見はあることでしょうが自分はずばり『LIVE....IN THE HEART OF THE CITY』を推します。ジャケットのイラストが物語っていますが、このアルバムはメンバーがとても楽しんで演奏している空気が伝わってきます。ギタリストのBERIE MARSDENとMICKY MOODYがある時はツインリードで、ある時はお互いソロをとって自分の味を出して曲を盛り上げます。ギタリストが二人いるバンドがどのように役割を振り分ければいいかを示すお手本のようなライブアルバムです。

自分達もフェスに出演するようになって、西武球場での苦労を思い出します。高いチケット代、炎天下の立ちっぱなし、トイレの長い列など、みんなかつての自分と同じように大変な思いをしてライブを観てくれます。その思いに応えるよう精一杯楽しんで演奏します。

●おまけのマイベストテープ~ライブ盤ならではの名演奏
A1.ALL NIGHT LONG / RAINBOW(MONSTERS OF ROCK)
A2.READY AN' WILLING / WHITESNAKE(LIVE....IN THE HEART OF THE CITY)
A3.ROCK AND ROLL ALL NITE /  KISS(ALIVE!)
A4.DIAMONDS AND RUST / JUDAS PRIEST(UNLEASHED IN THE EAST)
A5.THE BOYS ARE BACK IN TOWN / (THIN LIZZY)
B1.ARE YOU READY / GRAND FUNK RAILROAD(LIVE ALBUM)
B2.I WANT YOU TO WANT ME / CHEAP TRICK(AT BUDOKAN)
B3.ACE OF SPADES / MOTORHEAD(NO SLEEP 'TIL HAMMERSMITH)
B4.LARKS' TONGUES IN ASPIC PART II / KING CRIMSON(USA)
B5.IMMIGRANT SONG / LED ZEPPELIN(HOW THE WEST WAS WON)

<人間椅子ワンマンツアー「地獄の道化師」>
残り2本、チケット発売中!
8月9日(火)仙台 CLUB JUNK BOX
8月11日(祝木)青森 Quarter

<ハードロック喫茶ナザレス>
9月10日(土)高円寺ShowBoat sold out!

<『ヘドバン』DJイベント「ヘドバンのいけにえ」>
9月24日(土)大阪ロフトプラスワン・ウエストの深夜枠にゲスト出演決定

最終更新:8月8日(月)18時49分

BARKS

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。