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KDDI好決算も「MVNOへの流出は看過できない」 田中社長が語った顧客確保の戦略

ログミー 8月3日(水)9時52分配信

KDDIの2017年3月期第1四半期決算説明会が2016年8月2日に開催されました。代表取締役社長の田中孝司氏はじめ、経営陣が会場からの質問に回答しました。

MVNOに対する流出は看過できないところがある

堀井啓太氏(以下、堀井):質疑応答に入らせていただきます。ご質問の方ははじめに会社名とお名前をお申し出ください。

質問者1:野村証券のマツノと申します。3点ありまして、1点目はauの通信ARPAについて。第1四半期は、5,810円と前年同期比3.8パーセント増と上昇になってまして、会社の計画は5,730円と第4四半期と横ばいと……まあそんなはずはないと思うんですが、普通に考えるとクオーターごとにあがっていきますので、今後第2クオーター、第3クオーターと5,810円をベースとして、どれくらいあがっていくかという要素、数字は別として要因があるのかというところをご解説いただければと思います。

田中孝司氏(以下、田中):私から説明します。この前のときもコンサバティブだと申し上げたので、かなりコンサバティブだったという結果になるんですけど。

理由は、先ほど1人あたりのデバイス数というのをご説明しましたけど、モバイルデバイスの進捗をはじめ、いわゆるティアード(段階制)プランによる、音声ARPUのほうの減少トレンドの改善の兆しがかなり見えたことや、今回とくに大きく出ていますのは、データチャージの利用額がかなり大きくなりまして、前年同期比で2倍超で増加したことで、結果として3.8パーセントの伸長になったということでございます。

内容を見ますと、今後も大きな変化をあたえるような理由になっておりませんので、それなりにあがっていくんだろうと思っておりますけれども、とはいえまだ1クオーターなので、次の予定を見直すことまでは考えていないという内容でございます。

質問者1:わかりました。まあデータのところは業界全体でそういうことなので、そういうことなのかなと思うんですが。2点目は、MVNOもふくめた解約率ですけども、1,980円という料金もふくめて、少し顧客が流動することもあるんですが、ただ御社の場合、今月からSTARとかを入れたり、UQモバイルの店舗も約1,000店舗に広がっていくということなので、7~9月期と10~12月期と去年の解約率が高かったので、去年は7~9月は0.83、10~12月は0.91パーセントということでしたので、今後はこれよりどれだけ下げていけるかということで、今やっている施策が今月から、一部は先月からということですけど、第2クオーターと第3クオーター、1年前と比べてどのくらい解約率を下げられるのか。そういったところはいかがでしょうか。

田中:1クオーターの解約率ですけど、イヤーオンイヤーでまだ若干プラスになっているんですね。ところが、ここから後はあまり開示されていないんですけど、月々で見ますとこの前の期、4~6月ですけど解約率は右肩下がりに下がっておりまして、我々としても2クオーター以降もイヤーオンイヤーで下がるということが実現できればいいのかなとは思っています。

とはいえMVNOに対する流出というのは、今非常に盛り上がっていますので、あまり看過できないところがございますので、IDという面ではUQモバイルが非常にがんばっていますので、UQもふくめたトータルIDの確保ができていければいいのかなというのがあります。ちょっと解約率は先は見通せないですけど、まあまあ……という感じでは進捗はしております。

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最終更新:8月3日(水)9時52分

ログミー

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