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通訳でリオ参戦、選手の思い伝える 選考突破しパラリンピックも参加

福井新聞ONLINE 8月3日(水)16時36分配信

 福井県越前市で生まれ育った日系ブラジル人3世の東京外語大2年生三都須マユミさん(19)=東京都府中市=が、5日開幕するリオデジャネイロ五輪とパラリンピックに、同大通訳ボランティアの一員として参加する。五輪では、日本の競泳選手らの通訳を担当する予定。「選手たちの思いが伝えられるよう頑張りたい」と抱負を語っている。

 三都須さんは越前市で生まれ、武生西小、武生二中、武生高を卒業し、東京外語大に入学。国際社会学部でスペイン語を専攻している。

 通訳ボランティアは今年2月、同大がTOEICで高得点の800点以上の学生を対象に募集した。インターネットを介したテレビ電話でリオ五輪組織委員会の面接を受け、三都須さんら2~4年生24人が参加することになった。このうち、五輪とパラリンピック両方に入るのは三都須さんを含め2人だけという。

 五輪期間中、三都須さんは競泳などが行われる「オリンピック・アクアティック・スタジアム」に配属される。組織委からは、日本の選手に付き添い、レース直後の取材などで英語の質問を日本語に訳したり、選手のコメントを英訳したりする役割だと聞いているという。

 日本競泳陣は男子400メートル個人メドレーの萩野公介選手や瀬戸大也選手らメダル候補も多く、その発言にも注目が集まる。「レース直後の通訳など緊張すると思うが、できることを精いっぱいやりたい。その上で楽しめれば」と話す。

 7月上旬に越前市の自宅に帰省し、通訳ボランティアでブラジルに行くことを話すと、両親から激励された。ブラジル行きは武生西小5年の夏休み以来で9年ぶり。「両親の祖国で開かれる五輪に参加できて本当にうれしい。自分にとって大きな経験になると思う」と開幕を心待ちにしている。

福井新聞社

最終更新:8月3日(水)16時36分

福井新聞ONLINE