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アメリカで初めて両手移植を受けた男性が義手に戻したいと希望

ギズモード・ジャパン 8月3日(水)20時43分配信

本物の手より、義手のほうがマシだと思う無残な結果...。

Jeff Kepnerさんは、アメリカ人で初めて両腕移植手術を受けた人物。ですが、なんと彼は「もう取ってほしい」と話しているんだそうです。一体どうしたんでしょうか。

TIMEによるインタビューで、Kepnerさんは移植手術は失敗だったと明かし、一度も手をうまく動かすことができていないと語っています。

「一日中椅子に座って、ずっとテレビを見てるだけさ」とKepnerさん。

Kepnerさんが両腕の切断手術を受けたのは、1999年に咽頭炎からくる敗血症になってしまったため。2009年に両腕の移植手術を受けるまでは義手を使っていましたが、義手では仕事や車の運転もできませんでした。

Kepnerさんは、もしこの移植手術が失敗なら、もう移植した腕は切り離して義手に戻したいと言います。しかし、Kepnerさんの主治医のVijay Gorantlaさんによれば、「Kepnerさんが移植した腕を外して、また義手を使えるようになるかはわかりません。かなり厳しいリハビリを乗り越えなければならないでしょう」とのこと。

もし部分的に移植した手を切断することができるのなら、生活するうえで楽になることもあるのかもしれませんが、Kepnerさんはとにかくもう手術ばっかりの人生に疲れていて、「もう手術はごめんです。したくない」とも言っています。

移植手術を担当したW.P. Andrew Lee医師は、Kepnerさんのケースは珍しいものだと語っています。「他の3人の患者は皆、手を動かせるようになり、車を運転したり、仕事や学校に行ったりと普通の生活に戻ることができています」

2009年の移植手術以来、Kepnerさんの手は「機能は0%」だそうで、奥さんがすべての世話をしています。これまでの医療費の援助をクラウドファンディングで集めることにしたとか。

何度も手術を繰り返してやっと得た両腕なのに、まったく動かないんじゃ気の毒すぎます。

screenshot via TIME
Eve Peyser - Gizmodo US

最終更新:8月3日(水)20時43分

ギズモード・ジャパン

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