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アダルトサイト9546件、県消費生活相談「請求メールは無視を」

埼玉新聞 8月3日(水)22時56分配信

 埼玉県と埼玉県内市町村で2015年度に受けた消費生活相談のうち、通信販売などインターネット取引に関する相談が1万4090件(前年度比9・7%増)となり、中でもアダルト情報サイトに関する相談が9546件(同12・1%増)を占めた。県消費生活支援センター(川口市)は「身に覚えのないアダルトサイトの請求は無視するのが最善策。おかしいと感じたら相談を」と呼び掛けている。

 県内4カ所に開設されている同センターと県内市町村の各消費生活相談窓口に寄せられた相談状況をまとめた。15年度の問い合わせを含む相談は5万786件(同0・2%減)、そのうち苦情相談は4万7035件(同0・6%減)となった。男性からの相談が50・8%で、女性からは46・1%だった。団体が1・9%、不明は1・2%。年齢別では70代以上が最も多く、18・6%を占めた。

 同センターによると、スマートフォンや携帯電話に「動画サイトの料金が未納」とのメールが届き、身に覚えがないのにメールに記載された電話番号に電話したところ、「アダルトサイトの閲覧履歴があり、今日中に払わないと訴訟を起こす」というケースが典型的という。

 インターネット取引に関する相談では、アダルト情報サイトのほか、ゲルマニウムやコラーゲンなどの健康食品に関する相談が192件(同比3・28%増)あった。お試しのつもりで注文した痩身(そうしん)サプリメントが、「定期購入だったので解約したい」といった相談が多いという。実際に契約してしまった年代別では40代が最も多く、3400件(24・1%)。契約金額は10万~50万円未満が3715件(26・4%)で一番多かった。

 同センターは「業者は個人情報を入手したくてメールを送信してくる。返信する必要はなく、頻繁に送られてきたら受信拒否にしたり、アドレスを変更してほしい」と話している。

 問い合わせは、県消費生活支援センター(電話048・261・0999)へ。

最終更新:8月3日(水)22時56分

埼玉新聞