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李登輝氏が石垣市で講演 「石垣モデル」で日台交流を深化 「IoTで経済協力を」

沖縄タイムス 8/3(水) 15:05配信

 【石垣】台湾の李登輝元総統(93)を招いた講演会「地方から発信する日台交流の深化」が7月31日、沖縄県の石垣市内のホテルであった。李氏は戦前・戦後の石垣と台湾との歴史に触れた上で、「モノのインターネット(IoT)」分野などの経済協力で「世界市場を制覇することも夢ではない」と持論を展開。今後も密接な協力関係を結ぶ必要性を語った。

 戦前にパイン生産技術や水牛などを導入し、八重山の農業発展に貢献した台湾農業者らの苦労や努力をたたえ、「台湾の人々と融和を図り、今日まで共存共栄してきた」と石垣の住民に感謝の意を示した。

 石垣島との歴史が現在の日台交流を「ますます深化させるモデル」とした上で、あらゆる機器をインターネットにつなぐIoTの分野での協力体制を提言。日本が研究開発を担い、半導体の生産技術を構築している台湾が製造を担う経済政策の可能性を強調した。

 「力を合わせれば、日本経済を再び成長路線に乗せることができ、台湾がIoT生産拠点になれば雇用も増える。日本と台湾は運命共同体。今後も一層、密接な協力関係を深化させなければならない」と述べた。

最終更新:9/7(水) 17:40

沖縄タイムス