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<宮古島陸自>千代田地域が配備反対決議

沖縄タイムス 8/3(水) 7:25配信

 【宮古島】防衛省が陸上自衛隊の配備を計画している千代田カントリークラブのある千代田部落会(根間啓次区長)は2日夜、宮古島市上野野原の千代田集落場で臨時常会を開き、同地域への自衛隊配備に反対することを賛成多数(賛成24、反対2、棄権5)で決議した。配備計画の地元である千代田部落会が反対するのは初めて。今月中に下地敏彦市長に配備反対の決議文を、市議会に陳情書をそれぞれ提出する。

 防衛省は千代田地域の配備計画を市に提出するための準備を進めており、下地市長は関係法令に適合しているかで配備の是非を判断するとしている。だが、千代田地域に隣接する野原部落会に続き千代田部落会も反対を打ち出したことで、下地市長の判断に影響を与える可能性がある。

 非公開で行われた臨時常会には31世帯中21世帯の代表者が出席。7世帯は会には出席しなかったが賛否の意思を託した用紙を提出し、3世帯は出席せず、意思表示もしなかった。投票で賛否を確認したところ、配備反対が上回った。

 住民からは先月12日に防衛省職員を呼んで地域説明会を開いたにもかかわらず、具体的な配置計画や訓練内容の説明がなかったことに不信の声が出たという。

 また、ヘリポートが整備された場合の騒音被害や、新たな施設が次々と整備され基地機能が強化されることへの不安、徐々に用地が買収されて基地が拡張されるのではないかなど、懸念する意見が相次いだ。

 同部落会役員の鈴木義彦さん(56)は「漠然とした計画の中でどうなるのかが分からない」と配備に反対する理由を話した。

最終更新:8/4(木) 8:30

沖縄タイムス

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