ここから本文です

最後の夏、魚津で熱戦 来年休校の福島・富岡高イレブン

北日本新聞 8月3日(水)21時12分配信

 高校生のサッカー大会「サマーカップinうおづ」が3日、魚津市などで開幕し、県内外の16校が熱戦を繰り広げている。2013年から毎年参加している福島県富岡高校は、福島第1原発事故の影響で17年の休校が決まっており、ことしが最後の出場となる。

 富岡高校は福島第1原発の10キロ圏内にあり、学校がある富岡町には立ち入ることができない状況が続いている。町は震災時のままで、校舎内も机や蛍光灯が床に落ちたままだという。

 現在生徒らは福島市に避難し、福島北高校敷地内の仮設校舎で学校生活を送る。部活動は近くのグラウンドを借りて練習するほか、県外に遠征してレベルを高めてきた。13年には全国高校サッカー選手権大会に出場した。17年の休校が決まっていたが、その活躍に憧れて入部したのが現在の部員27人。大半は同市内の宿泊施設で寮生活をしながら日々汗を流している。

 3日は魚津市の桃山運動公園で魚津高校と対戦した。接戦となったが、終了間際に自力を見せて勝ち越し、3-2で勝利した。

 試合後、高木日向主将は昨年も魚津で試合をしたことや最後の出場になることに触れ、「この大会は強豪と戦える良い機会だった。こうした場を設けてもらったことに感謝して試合をした」と話した。

 大会は5日まで。北日本新聞社後援。

北日本新聞社

最終更新:8月3日(水)21時12分

北日本新聞