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ひきこもり支援センター開設

紀伊民報 8月3日(水)16時38分配信

 和歌山県の新宮・東牟婁の6市町村が県の補助を受け共同で新宮市木ノ川に開設した「新宮・東牟婁ひきこもり者社会参加支援センター・あづまプラッツ」が2日から運営を始めた。業務は、田辺市で同様の支援センターを運営しているNPO「ハートツリー」(松下泰子理事長)に委託する。支援センターは県内4カ所目だが、行政主導での開設は初めて。

 新宮・東牟婁のひきこもり者の支援は、保健所や市町村が1次相談窓口となって相談や訪問などをしてきたが、自立につながる継続的な支援ができていなかったことから、県が6市町村に呼び掛け、支援センター開設に向けて協議。同地方でひきこもり者の支援に取り組んでいる団体がないため、実績のあるハートツリーに業務を委託することにした。

 支援センターは、県が開設したが、昨年度から使われていなかった「東牟婁農村青少年センター」を活用。民間の団体や個人からの寄付を含め、約300万円かけて内装や空調施設などを改修した。鉄筋コンクリート2階建てで、事務所のほか、相談室、和室、フリースペース、調理室などを備えている。

 開所は火~金曜の午前11時~午後4時で、対象は15~おおむね40歳。利用は無料。支援員1人が常駐するほか、週2回は田辺からも支援員が訪れ、相談や家庭訪問に取り組む。今後、農作業などの体験もする予定という。

 問い合わせは支援センター(0735・31・7730)へ。

最終更新:8月3日(水)16時38分

紀伊民報