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外来ガエル標識付け放流

紀伊民報 8月3日(水)16時38分配信

 環境省は2日、吉野熊野国立公園の鳥ノ巣半島(和歌山県田辺市新庄町)で繁殖する外来生物のアフリカツメガエルを防除するため、個体数推定の現地調査を始めた。地元の田辺中学校・田辺高校の生物部と協力し、3日は捕獲したカエルに標識を付けて放流した。9日に再捕獲する。

 生徒らは2日、鳥ノ巣で最も大きな池(約320平方メートル、深さ約5メートル)の4カ所に計16個、海岸近くの最も浅い池(約33平方メートル、深さ50センチ)に4個のわなを仕掛けた。3日にわなを回収して約100匹を捕獲。そのすべてに標識を付けて放流した。

 8日に再び同じ場所に同じ数のわなを仕掛け、9日に引き上げる予定。捕獲した中で標識カエルが何匹いるかで全体の個体数を推定する。

 環境省田辺自然保護官事務所の岩野公美自然保護官は「駆除に向けた第一歩。全体的な個体数を把握して、今後の対策を考えたい」と話す。

最終更新:8月3日(水)16時38分

紀伊民報