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「くさび」確認されず 県の天然記念物、名勝14件

北國新聞社 8月3日(水)3時20分配信

 白山市にある県指定天然記念物「白峰百万貫の岩」にくさびが打ち込まれていたことを受けて県教委が行った調査で、ロッククライミングの対象となり得る他の天然記念物や名勝14件では、くさびなどの金具は見つからなかったことが分かった。

 7月に所在する市町を通じて確認した。調査は、川の浸食によって生じた円形の穴「甌穴(おうけつ)」や滝などの天然記念物と名勝について、国指定5件、県指定9件を対象に行われた。いずれも金具や金具によって岩が損傷した痕はなかった。

 県教委によると、天然記念物は国指定で年4回、県指定で年2回のパトロールが行われており、専門家が異常の有無をチェックしている。

 文化財課の担当者は「これまでは岩にくさびが打ち込まれている可能性があるという認識で見回りを行っていなかったが、今後はそうした点にも留意してパトロールを実施したい」と話した。

北國新聞社

最終更新:8月3日(水)3時20分

北國新聞社