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トランプ氏、株式投資の撤退を呼びかけ-「人為的に低い」金利を批判

Bloomberg 8月3日(水)2時1分配信

米大統領選挙の共和党候補、ドナルド・トランプ氏は米金融当局が設定する政策金利が株価をつり上げていると批判、自身は株式投資を手じまったとして、401k(確定拠出年金)加入者も同様に撤退するよう促した。

トランプ氏は2日、米テレビ局フォックス・ビジネスとの電話インタビューで、「金利は人為的に低い」と指摘、「株価が今の水準にあるのはひとえに投資家がフリーマネーを得られるからだ」と続けた。さらに自身が大統領に選出されたならば市場は「素晴らしい展開」になるだろうと述べた。

同氏は実際の失業率は公式な数字よりも高いとの見解をあらためて示し、5%よりも20%に近いと述べた。同氏は政策として掲げているインフラ支出拡大や減税が雇用を促進し、経済成長率を4%超に押し上げると主張。さらに、米企業は国内での課税を回避するため、国外に2兆ドルを超える資金を貯め込んでいると指摘した。

トランプ氏は国外で得た利益に対し、10%の課税を提案している。現行税制の法人所得税の上限は35%。この特別税率によって、国外から本国への資金送還が促されると説明した。

同氏は「多くの企業が金を求めて国外に出ている。税率が高過ぎるからだ」と述べ、「その資金を米国に戻すだけでも大きく違う」と続けた。

原題:Trump Urges Exit From Market Boosted by ‘Artificially Low’ Rates(抜粋)

Kasia Klimasinska

最終更新:8月3日(水)2時1分

Bloomberg