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米国債:下げを埋める展開、日本や英独の利回りは上昇

Bloomberg 8月3日(水)4時3分配信

ジャナス・キャピタル・グループの債券ファンドマネジャーであるビル・グロース氏(72)は、最も安全とみなされている資産のリスクは高過ぎるまでに上昇していると指摘した。

ジャナス移籍前にパシフィック・インベストメント・マネジメント (PIMCO)で世界最大の債券ファンドを運用していたグロース氏は、過去1カ月間にオーストラリアから米国まで国債利回りが過去最低を更新したことを受けてソブリン債にあらためて警戒感を示した。かつてないほどの上昇局面に潜む危険は、反転すると投資家に手痛い打撃が及ぶことだとグロース氏はみている。2日は日本国債が急落し、それが債券市場全体に波及した。

グロース氏は「過去最低にあるソブリン債利回りには、リスクに見合う価値はない。従って今は買い物リストのトップにはない。リスクが高過ぎる」と指摘、「低利回りは債券が特に打撃を受けやすいことを意味する。少しの上昇でも大幅な価格下落をもたらす可能性があるからだ」と続けた。

日本や欧州で金融政策当局がマイナス金利や緩和策を導入し、投資家は国外の資産にリターンを求めていることから、債券価格は世界的に押し上げられた。日本の10年債入札結果によれば需要は5カ月ぶりの低水準だった。ドイツや英国では国債利回りが上昇。一方で米国債相場は一時の下げを埋めた。

米国債相場は一時の下げを埋めた。ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後1時14分現在、10年債利回りは前日比ほぼ変わらずの1.52%。同年債(表面利率1.625%、償還期限2016年5月)価格は100 30/32。

原題:Bill Gross Says Record-Low Bond Yields ‘Aren’t Worth the Risk’(抜粋)

Marianna Duarte De Aragao, Andrea Wong

最終更新:8月3日(水)4時3分

Bloomberg