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トランプ氏の行き過ぎ「うんざりだ」と強い嫌悪感-オランド仏大統領

Bloomberg 8月3日(水)11時2分配信

フランスのオランド大統領は、米共和党の大統領候補であるドナルド・トランプ氏の大統領選での「行き過ぎ」に極度の嫌悪感を示し、同氏の権威主義的な論調を強くけん制した。

オランド大統領はメディアとの年次会合で、「フランスに先駆けて民主主義が生まれた米国は、偉大な民主主義国家の一つであり、恐らく最も偉大な民主主義国家だが、うんざりするような相当な行き過ぎが見られる」と発言した。

また、イラクで戦死したカーン陸軍大尉の遺族である両親をトランプ氏が中傷したことにも暗に言及し、同氏が「兵士や兵士の名声を言葉で傷つけている」と語った。

フランスで発生した一連のテロ事件の後、トランプ氏が「フランスはもはやフランスでない」と主張し、同国を訪問しないと述べたのに対し、フランスはその価値観に今後も忠実であり続けるとオランド大統領は反論。両者の間ではこれまでも激しい言葉の応酬が行われている。

オランド氏はトランプ氏への軽蔑の念や失望感をジャーナリスト66人の前で示したが、同氏の米大統領就任の可能性を考慮して発言を抑えることはなかった。「米国はグローバル経済そのものであり、米国民がトランプ氏を選択した場合、世界的に重大な影響が予想される」とオランド氏は懸念を示した。

原題:Hollande Says Trump Excesses in U.S. Elections Make Him Sick (1)(抜粋)

Helene Fouquet

最終更新:8月3日(水)11時2分

Bloomberg