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アサヒGH:今期営業利益予想を上方修正、欧州ビール買収減額も

Bloomberg 8月3日(水)16時0分配信

国内ビールシェア首位のアサヒグループホールディングスは、今期(2016年12月期)の営業利益予想を上方修正した。上半期(1-6月)に国内飲料で売り上げが伸びたほか、商品構成比の改善などの取り組みが奏功した。

従来予想の1370億円から1407億円になる見通し。ブルームバーグが集計したアナリスト13人の予想平均は1405億円だった。一方、売上高予想は従来の1兆8700億円から1兆8600億円に下方修正した。炭酸飲料「三ツ矢澄みきるサイダー」、コーヒー飲料「ワンダ極」の発売などもあり、1-6月期は炭酸やコーヒーの販売数量が前年実績を上回ったという。

みずほ投信投資顧問の青木隆株式運用部長は、国内飲料での従来の過当競争が緩和されており、「過度な値下げがなくなってきている」と電話取材で指摘。「国内飲料の改善は期待通り」と述べた。

欧州4社買収

少子高齢化などで国内市場の大きな成長が見込めない中、国内依存度の高いアサヒGHは18年に海外売り上げ比率を現在の15%から20%に引き上げる目標を掲げ、海外事業を強化している。4月には英SABミラー傘下の伊ぺローニ、蘭グロールシュなど欧州4社を買収する契約を締結し、成立すれば欧州で事業を拡大する足がかりを得る。

同買収計画について、奥田好秀最高財務責任者(CFO)は3日の会見で、買収額が契約締結当時の為替レートでの3300億円から、円高進行により「3000億円まで下がってくるかもしれない」と明らかにした。詳細についての言及は避けた。

アサヒGH株は3日の決算発表前、前日終値比2.7%安の3307円で取引を終えた。TOPIXは同2.2%安となった。1-6月期の業績について、同社は7月26日に速報値を開示し、純利益が従来予想を4割上回ったと発表していた。

投資家の発言を第3段落、奥田CFOの発言を第5段落に加えます.

Grace Huang, Monami Yui

最終更新:8月3日(水)17時33分

Bloomberg

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