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グロース氏:債券や大半の株式を選好せず、実物資産が望ましい

Bloomberg 8月3日(水)23時44分配信

ジャナス・キャピタル・グループの債券ファンドマネジャーであるビル・グロース氏は3日発表の月間投資見通しで、金や不動産を推奨する一方で、価格がつり上げられているとして大半の株式や債券を避けるよう投資家に助言した。

「ジャナス・グローバル・アンコンストレインド・ボンド・ファンド」(運用資産15億ドル)を運用するグロース氏は、「債券は好まない。大半の株式も選好しない。プライベート・エクイティ(PE、未公開株)も好きではない」と述べ、「割安な水準の土地や金、有形設備機器が望ましい資産分野だ」と続けた。

グロース氏のファンドは年初から8月1日までに4%のリターンを達成。これはブルームバーグが調査する同様のファンドの69%を上回っている。グロース氏の個人資産が約半分を占める同ファンドは2014年10月に同氏が運用を引き継いで以来、リターンは3%となっている。

同氏はオールド・ミューチュアル・グローバル・インベスターズが2日発表した声明で、「過去最低にあるソブリン債利回りには、リスクに見合う価値はない。従って今は買い物リストのトップにはない。リスクが高過ぎる」と指摘、「低利回りは債券が特に打撃を受けやすいことを意味する。少しの上昇でも大幅な価格下落をもたらす可能性があるからだ」と続けた。

原題:Gross Says ‘I Don’t Like Bonds, Most Stocks,’ Favors Real Assets(抜粋)

John Gittelsohn

最終更新:8月3日(水)23時44分

Bloomberg