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バニラエアの16年4-6月期、営業赤字4億円 台北の競争激化、通期は黒字に

Aviation Wire 8月4日(木)11時43分配信

 ANAホールディングス(9202)が8月3日に発表した2016年4-6月期(第1四半期)の連結決算によると、傘下のLCCであるバニラエア(VNL/JW)の営業損益は4億円の赤字となった。成田-台北線の競争激化などによるもので、通期では経常損益、純損益ともに黒字化を目指す。

 バニラエアの4-6月期実績は、旅客数が前年同期比13.7%増の44万6000人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は14.4%増の9億1100万座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は13.4%増の7億5700万人キロ、ロードファクター(座席利用率)は0.7%減の83.1%だった。

 ANAHDの平子裕志・取締役執行役員(財務企画・IR部・施設企画部担当)は、バニラエアの赤字について「台湾路線の供給量が2割増えたのに対し、需要は1割増で運賃の下落がみられた」として、国内外のLCCによる東京-台北路線の増加に伴う運賃下落を挙げた。

 また、「バニラは外貨収入が7割から8割」(平子氏)と利用者の7割以上が台湾からの利用であるとし、より低価格運賃を提供する台湾のLCC参入に伴い、利用者数が「思ったよりついてこなかった」(平子氏)と語った。

 現在バニラエアは9機のエアバスA320型機で、国内線は成田-那覇線と札幌線、奄美大島線の3路線、国際線は台北線と香港線、高雄線、台北-関西線の4路線を運航している。9月14日からは、台北(桃園)経由の成田-ホーチミン線と、那覇-台北線の2路線を新設する。機材は2016年度内にA320を3機増やす。

 2016年3月期通期決算では、営業損益と経常損益、純損益が、2013年12月20日の就航以来初めて黒字化した。営業損益は14億9900万円の黒字、経常損益は13億8500万円の黒字、純損益は24億3500万円の黒字だった。4-6月期は営業損益が赤字に転落したものの、新路線開設などにより、2017年3月期通期は3利益とも黒字化を見込んでいる。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:8月4日(木)11時43分

Aviation Wire

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