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現地からの情報に不安も…丸山茂樹ヘッドコーチがリオへ向けて出国

ゴルフ情報ALBA.Net 8月4日(木)18時17分配信

 8月11日(木)から始まるリオ五輪ゴルフ競技の日本代表ヘッドコーチを務める丸山茂樹が成田空港からリオデジャネイロへ向けて出国した。丸山ヘッドコーチはロサンゼルスの自宅に滞在後、8日(月)に現地入りする。
 

一足先に片山晋呉は海を渡った

 昨年9月のヘッドコーチ就任後、選手よりも長くリオ五輪を考え続けてきた一人。開催直前になって治安や流行するジカ熱の影響などで辞退者が相次ぐなどゴタゴタが続いたゴルフだが、いよいよ開幕の時は目の前に迫っている。

 邦人の強盗被害など現地から伝わってくる情報には不安もある。日本代表選手との食事会なども企画したいというが、「ヘンに“食事しよう!”って声かけて何かあったら…現地からポジティブな話が聞かれないのでね」とまずは選手、関係者の安全を第一に考えざるを得ないのが現状だ。

 それでも、先に競技を行う男子はすでに片山晋呉が出国し、池田勇太も「全米プロゴルフ選手権」を終えて米国で調整中。サポートする関係者も動き出している。「ずっと言い続けているけど、僕からは余計なことを言わず盛り上げるのが一番だと思う。環境づくりに徹するしかないですね」。臨戦態勢に入った選手のパフォーマンスを最大限に引き出すことにまずは全力を尽くす。

 「全米プロでは勇太が頼もしいゴルフをしていたし、ちょっとしたことで大化けする可能性はある。世界ランク上位の人が必ず上位に来ると思うけど、その椅子取りにいかに食い込めるか」。世界ランクトップ4が出場しないとはいえ、男子のフィールドも決して薄いものではないだけに厳しい戦いが予想されるが、好調の日本代表の躍進を期待したい。

 ゴルフ界全体としても、競技を五輪に根付かせるためにこのリオでの戦いの意味合いが大きいことも自覚している。「野球が東京五輪で復活したけど、ゴルフも(競技から外れる)二の舞にならないようにしなければいけない。今回成功させて、東京はフルメンバーそろって未来につなげていきたい。いろいろなところを見てこう思ったと意見を言える勉強をしてきたい」。112年ぶりに競技に復帰する歴史的な五輪の経験を伝える役目も担って、海を渡る。


(撮影:ALBA)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:8月4日(木)18時17分

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