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3万年前に台湾から沖縄に渡った人類の足跡探る 台東で筏の航行試験

中央社フォーカス台湾 8/4(木) 12:12配信

(台東 4日 中央社)台東県沖の海上で3日、台湾原住民(先住民)アミ族に伝わる竹筏(いかだ)の航行試験が行われた。日本の国立科学博物館などが3万年前に台湾から沖縄に渡った日本人の祖先の足跡を探ろうと航海の再現計画を進めており、各界から期待が集まっている。

日本の研究チームは先月17日から18日にかけて、沖縄県の与那国島から約75キロ離れた西表島へ草舟で渡る再現実験を実施。今後は台湾から沖縄までの航海を予定している。

3万年前の台湾東海岸には長浜文化と呼ばれる旧石器文化が存在。沖縄への航海と関連があった可能性があり、この日は国立台湾史前文化博物館(台東市)の林志興副館長や国立科学博物館の海部陽介グループ長ら専門家が集まり、重さ約800キロの筏を海に浮かべた。

林副館長は、長浜文化は文物こそ出土しているものの、遺骨が発見されていないと語り、研究の課題が多い。調査の進展で同文化と沖縄へ渡った人々との関連性が解明できればとしている。

(盧太城/編集:齊藤啓介)

最終更新:8/4(木) 12:12

中央社フォーカス台湾