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【フィリピン】JBIC、再生エネ向けで50億円の融資枠

NNA 8月4日(木)8時30分配信

 国際協力銀行(JBIC)は3日、フィリピンの商業銀行最大手のBDOユニバンクと最大5,000万米ドル(約50億8,000万円)の融資枠を設定する協定を結んだ。BDOを通じて、再生可能エネルギーを中心とした環境関連事業に融資する。期間は3年。
 
 5,000万米ドルのうち半分をJBICが、もう半分を日本のメガバンクや地方銀行が引き受け、BDOに協調融資する。BDOは今後、フィリピンで環境関連事業に取り組む企業をリストアップし、JBICの承認を経て融資を開始する。太陽光や地熱など発電所の設置・拡張、ビルの省エネ化などを対象事業に想定している。
 JBICは地球環境保全業務(通称GREEN)と称して、温室効果ガス排出量の大幅な削減が見込まれる案件などを、融資や出資を通じて支援している。インフラ・環境ファイナンス部門長(執行役員)の内藤英雄氏は、「経済成長著しいフィリピンでは、電力需要が今後も伸びる」と言及。GREENの枠組みで融資する必要性が高いとの考えを示した。
 融資対象を日系企業に限定しないアンタイド案件となる。電力・新エネルギー第2部第2ユニット長の永野均氏は、「地場企業はもちろんだが、再生エネ分野で技術を持つ日系企業が融資対象になる可能性もある」と述べた。

最終更新:8月4日(木)8時30分

NNA