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投資信託で失敗する人に共通する3つのポイント

ZUU online 8/4(木) 17:10配信

投資信託で損をする投資家には共通点がある。これは筆者が多くの個人投資家と会うなかで確信したことだ。この点に気付かないといつまで経っても損をし続けることになる。一方、投資信託で成功する人は失敗する人とは、当然だが全く逆の思考をしている。今から投資信託をはじめようと思っている人、あるいは既に始めた人も自分が失敗する人の共通点に当てはまっていないか確認してほしい。

■投資信託で失敗する投資家の共通点「短期志向・無知・無責任」

多くの個人投資家が投資信託は長期的な運用を目指して設計されていることを知らない。そもそも投資信託とは10年から20年以上の長期運用が前提であり、短期的な運用には全く適していない。短期的には昨年のチャイナショックのような出来事があり株価が急落することもあるが、10年20年のスパンで運用すれば年率で数%程度のリターンが出る、これが投資信託の本来の姿なのである。

しかし、現実には「3ヵ月前に買った投信で損を出している」、「2年前に買った投信がまだプラスにならない」と愚痴をこぼす個人投資家が多い。下落してしまうとさっさと売却して、次の投資信託に乗り換えることを繰り返してしまう。これでは手数料負担が重くなるばかりで利益など出る訳がない。

マーケットは上げ下げを繰り返す。その中で損を出すことも当然あるが、自分が購入した投資信託の投資先が今後も成長を望めるセクターであれば、たとえ株価が急落しようと売却せずに持ち続ければいい。投資信託はあくまで長期投資が前提なのだ。

投資信託で失敗する人の他の共通点は「無知・無責任」である。驚くべきことだが、多くの個人投資家が自分が何に投資をしているかよくわかっていない。簡単な商品説明のパンフレットを読んだだけであったり、銀行員や証券マンから簡単な説明を受けただけで、自分が何に投資しているのかよくわかっていない。自分が何に投資しているのかよくわかっていないと、含み損を抱えたときに何が何だかわからずに慌ててしまう。すると、恐怖からさっさと投資信託を売却してしまい、最初に述べた短期志向につながってしまう。

■投資信託で成功する人はここが違う

では、投資信託で成功する人とはどのような人か?答えは非常に簡単で、上述した投資信託で失敗する人とは全く逆のタイプの人間である。つまり、長期的な運用を心がけ、投資についてしっかり勉強し、自分で責任をもって投資判断を行える人だ。

そもそも投資は、短期運用より長期運用のほうがはるかに勝ちやすい。株式市場というのは長期的には上昇しやすい特徴があるからだ。理由は非常に単純で、2016年現在も世界経済は成長を続けているからだ。経済が成長すれば、株価も上昇しやすい。だから、長期運用を心がける投資家は勝ちやすいのだ。一方、短期運用はプロであっても勝ち越すことは難しく、ただの個人投資家が勝ち越すのは至難の業だ。そういう意味で、長期投資を前提に設計されている投資信託は、長期投資を心がける投資家にとっては非常に便利な金融商品だ。

投資信託で成功する人のもう一つの特徴は学習意欲が高いことだ。投資信託に限らず、投資で成功する人は学習意欲が旺盛で、どんどん学ぼうとする。自分が投資している国や業界についてはもちろん、商品や投資手法までしっかりと勉強する。学ぶことでより自信をもって投資を行えるから、多少の損では動じない。むしろ一時的なイベントで株価が下落したらチャンスと考えて更に買い増すこともできる。自分が購入した投資信託について深く理解しているかどうかで、その後の投資判断は大きく変わってくる。

また、自分でしっかり勉強して投資信託を買った他人を責めたりはしない。失敗したと思ったら、素直にそれを認め、失敗から学ぶことができる。だから同じミスもしないし、長期的に利益を出すことができる。

■投資信託で成功するには、投資から学び、長期投資を心がけよ

投資信託で成功するために必要なことは、長期投資を心がけ、投資についてしっかり勉強することだ。個人的には、投資とはお金を稼ぐことではなく、学ぶことだと思っている。投資を楽しみ、投資を学べば、自然とお金はついてくる。

失敗している個人投資家はまずお金ありきで考えてしまう。そこが大きな落とし穴だ。まずはお金ではなく、投資を好きになり、楽しむことが何よりも重要だ。投資を好きになれば学習意欲も高まり、投資で成功する確率は飛躍的に高まる。これから投資信託をはじめようと考えている人には、お金を稼ぐことは後回しにして、まずは投資を好きになってもらいたい。(アナリスト 樟葉 空)

最終更新:8/4(木) 17:10

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