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【英国】金融HSBC、上半期は29%減益:中国経済の減速で資金需要が低下

NNA 8月4日(木)9時0分配信

 英金融大手HSBCホールディングスは3日、上半期(1~6月)の税引き前利益が97億1,400万ドルとなり、前年同期比28.7%減少したと発表した。香港市場を中心に市場が不安定だったほか、中国経済の減速に対する懸念などから顧客の資金需要が低下したことが響いた。
 地域別に見ると、最大市場のアジアは71億5,500万ドルと23.9%減少。欧州は28.4%減の15億7,900万ドルだった。中東・北アフリカは9.3%拡大。一方、北米は92.8%落ち込み、中南米は5,500万ドルの赤字に転落している。部門別では、投資銀行業務を含む主力のグローバルバンキング&マーケット部門が15.7%減少。リテールバンキング&ウェルスマネジメント部門とコマーシャルバンキング部門もそれぞれ29.1%、4.8%減った。
 グループの業務粗利益は14%減の271億400万ドル。不良債権関連の費用や引当金が23億6,600万ドルと64%増えたが、営業費用は3%減っている。普通株等ティア1レシオ(自己資本比率)は6月末時点で12.1%と、半年前から0.2ポイント上昇した。
 同行は今回、自己資本利益率(ROE)を来年末までに10%超に引き上げる目標を断念した。一段の低金利が見込まれることや経済的・地政学的に不透明な環境が続くため。当期のROEは7.4%と、1年前の10.6%から大きく低下している。
 HSBCは併せて、下半期中に最大で25億ドル規模の自社株買い戻しを実施することを明らかにした。7月に売却が完了したブラジル事業で増えた52億ドルの資本の約半分を投じる。残りは自己資本に組み入れるため、普通株等ティア1レシオは12.8%に引き上げられるという。
 なお、ブレグジットによる影響についてスチュアート・ガリバー最高経営責任者(CEO)は、「調べている最中で、どの事業がどの程度の影響を受けるか判断するには時期尚早」と説明している。

最終更新:8月4日(木)9時0分

NNA

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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