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星稜“シン・ゴジラ”寺西 OB松井氏ばり活躍へ「風に負けない本塁打打つ」

デイリースポーツ 8月4日(木)5時59分配信

 出場校による甲子園練習は3日、第3日が行われ、星稜(石川)の寺西建投手(2年)が大会でのアーチ量産を誓った。OBの元ヤンキース・松井秀喜氏をほうふつとさせる左のスラッガーで、同じ石川県能美市の根上中出身。“シン・ゴジラ”の異名を取る主砲は「風に負けないホームランを打ちたい」と意気込んだ。組み合わせ抽選会は4日、大阪市のフェスティバルホールで49代表校が参加して行われる。

 圧倒的な存在感が漂った。初めて入った甲子園の左打席。191センチ、92キロの体がひときわ大きく映えた。大先輩の系譜を継ぐ星稜の4番・寺西は「目標にしていた場所。今までで一番楽しい練習でした」とほほ笑んだ。

 打撃練習では、12スイングで安打性は4本。「少し力みました」といいながら、弾丸ライナーで右翼手の頭を越す一打も。豪快なスイングと打球の速さは際立った。

 同校グラウンドの練習では、右翼後方にある“松井ネット”を越える打球もしばしば。飛距離は一級品だ。林和成監督(41)は「松井さんはパワーと人間的なオーラが別格」としつつ「柔らかさと対応力は(寺西の方が)上かも」と素質を認める。まだまだもろさもあり高校通算は7本塁打だが、今夏の石川大会では2本塁打を放っている。

 グラウンド外でも、野球の本を読破。松井氏の「努力できることが才能」という言葉は胸に刻んでいる。テレビ番組の収録で地元を訪れた姿を見て「大きくてオーラがあった」と偉大さを肌で感じた。目指すのは、そんな先輩ばりの活躍だ。

 松井氏は2年夏に甲子園初アーチを右翼席に運んだ。「レフトに吹く風に負けないホームランを打ちたい。3本打ちたいけど、後ろにつなぐ意識で。目標は日本一」と寺西。四半世紀の時を経て、聖地に“シン・ゴジラ”が上陸する。

最終更新:8月4日(木)7時56分

デイリースポーツ

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