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IOC選手委員選挙出馬の室伏氏をリオで直撃

東スポWeb 8月4日(木)10時5分配信

【ブラジル・リオデジャネイロ2日(日本時間3日)発】競技とは別に今回のリオデジャネイロ五輪で注目されるのが陸上ハンマー投げ、室伏広治氏(41)の選挙戦だ。選手としての出場はかなわなかったが、国際オリンピック委員会(IOC)の選手委員選挙に出馬。3度目の挑戦となり、選挙違反により無効となった4年前のリベンジを目指している。手応えはあるのか? 本紙は3日の入村式に出席した室伏氏を直撃した。

「決められたエリア、方法で活動しています」。2日に行われた日本選手団の会見で、室伏氏の選挙について問われると、日本オリンピック委員会(JOC)の大塚真一郎理事(59)はこう返答した。

 選手委員は選手たちの投票によって選出され、室伏氏は2008年北京、12年ロンドンに続く3度目の出馬。ロンドンでは禁止されている食堂での選挙活動を行ったなどの選挙違反を理由に、当選を取り消された。今回は同じミスを起こさないよう細心の注意を払って選挙活動を行っているということだろう。同理事は選挙戦術についても言及し「特別なことはせず、ありのままの室伏さんの姿で臨んでいる」と明かした。

 選手委員の改選枠「4」に対して、今回は23人が立候補。1競技につき1人しか選ばれないため、同じ陸上で女子棒高跳び世界記録保持者のエレーナ・イシンバエワ(34=ロシア)がライバルと見られている。イシンバエワはロシアのドーピング問題でリオ五輪出場を逃しており、両者とも選挙戦に全力を尽くす格好だ。

 そんななか、入村式に姿を見せた室伏氏は6月の「日本選手権」当時に比べ、ややほっそりとした印象。選挙戦は苦戦も伝えられるが、ここまでの手応えを聞くと「選挙活動ばかりしているわけではないので…。4年後に向けて、そこにつながるような形でやっていきたい」。東京五輪組織委員会のスポーツディレクターの立場もあり、自身の選挙が全てではないようだ。

 それでも、室伏氏の当選は2020年に向けても大きな意味を持つはず。さらに今後の見通しについて尋ねると「後輩たちもたくさんいますし、相談相手になれればいいなと」。最後まで選挙については多くを語らず、慎重に言葉を選んだ。

 日本人で過去に選手委員を務めたのは小谷実可子氏(49)だけ。3度目の正直へ、室伏氏は静かに選挙戦を戦っている。

最終更新:8月4日(木)10時22分

東スポWeb

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。