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7失点KO田中の“暗黙のルール”破りが波紋

東スポWeb 8月4日(木)11時29分配信

【ニューヨーク3日(日本時間4日)発】ヤンキースの田中将大投手(27)が前日のメッツ戦で7回途中7失点でKOされたことを受け、一夜明けニューヨークのメディアは無残な結果に終わった登板を酷評するとともに、田中が“暗黙のルール”を破り降板時にマウンドで監督を待たずにベンチへ下がろうとしたことにスポットを当てた。

 立ち上がり打者8人を完璧に抑えたが、9人目の相手先発デグロムに左前打され、続くデアザに先制2ランを浴びた。7回一死一塁で再びデグロムに安打されたところで降板した。

 ニューヨーク・ポスト紙は田中の投球に「ZERO」と0点をつけた。データ的に抜群の成績を残している中5日に加えて敵地での登板ということで好投を期待されていたが「自身ワースト・タイの7失点で今季初の連敗。醜悪な登板だった」と斬り捨てた。

 メジャーでは投手が回の途中で交代するとき、監督が来るまでマウンドで待つという不文律がある。この日は外野手のレフスナイダーを田中の打順に入れる、ダブルスイッチを選択。ジラルディ監督が球審への説明に時間がかかっている間に2番手ブライアーがブルペンから出てきたため田中は三塁線付近で指揮官にボールを渡した。同紙は「田中は怒ってマウンドを降りた」と表現したが、ジラルディ監督が特に問題視していないことも伝えた。

 またデーリー・ニューズ紙は「ひどかった投球内容と、監督との険悪に見えたやりとりと、どちらが田中にとって悪いことだったのか」と報じた。2人のやりとりについては「三塁線付近で監督は田中からボールを渡されたが、田中のことを全く見なかった」と描写。だが、お互いにわだかまりが残ったわけではないとも説明した。

 この1週間で主力4人を放出し、ヤンキースのチーム状況は大きく変わった。降板後、「チームの状況が変わってこういうときだからこそっていうのが自分の中である」と話した田中。悔いだけが残るマウンドだった。

最終更新:8月4日(木)12時27分

東スポWeb

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