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遠隔医療テスト事業を拡大 高齢者や在外国民対象=韓国

聯合ニュース 8月4日(木)19時0分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国保健福祉部は4日、高齢者施設や軍部隊、遠洋漁船などで実施している遠隔医療テスト事業の対象地域・機関を下半期から大幅に拡大する計画だと発表した。

 まず、体が不自由で通院が困難なお年寄りが多い高齢者施設に対する遠隔医療を増やす。

 高齢者施設向けのテスト事業は、遠隔診療が可能な通信機器と血圧、血糖値、酸素飽和度の測定器を用い、施設看護師の手を借りて患者の生体情報を取得し、医療用スコープなどで患者の状態を把握した上で必要に応じて薬を処方するもの。事業参加者へのアンケートでは、9割が健康管理に役立ったと答えた。

 また、10月からは在外国民を対象にした遠隔医療サービスを実施する。ベトナムなど東南アジア3カ国の公館や医療機関にヘルスケアセンターを設置し、韓国国民を対象に医療相談や健康管理サービスを提供する。このほか、医療アクセスが良くない島しょ部や軍部隊などでの遠隔医療も拡大する。

 朴槿恵(パク・クネ)大統領はこの日、韓国中西部・忠清南道瑞山市の高齢者施設を訪れ、遠隔医療の様子を視察した。入居者や医療関係者との面談で「通院が大変な人々の医療アクセス向上のため、遠隔医療サービスを拡大すべきだ」と述べ、医療業界の積極的な参加を促した。

最終更新:8月4日(木)19時10分

聯合ニュース