ここから本文です

山田監督、倍賞千恵子ら「寅さん」秘話公開 渥美清さん没後20年

東スポWeb 8月4日(木)21時4分配信

 映画「男はつらいよ」で主人公の寅さんを演じた俳優・渥美清さんの20回目の命日である4日、都内で同映画のフィルム上映会が開催され、上映前に山田洋次監督(84)、女優の倍賞千恵子(75)、俳優の前田吟(72)、佐藤蛾次郎(71)がトークイベントを行った。

 この日上映されたのは、1969年に公開された同シリーズの第1作。山田監督は「1作目を作ることは最初、『テレビでドラマ化したものを映画でやってもしようがない』と会社に反対されていた」と明かした。

 完成した作品を自分で見ても「ちっともおかしくない」と思ったそうで、「僕も落ち込んでいたし、会社も絶望していた」という。

 公開初日は「どうせダメだろう」と思っていたそうで、「映画館に行ったらいっぱい入っていて、しかも笑っていた。たちまち『続編作れ』ってことになった」と当時を振り返った。

 また、寅さんが毎回、ヒロインと結ばれないのは「妹のさくらの存在があるからでは?」との質問が飛ぶ一幕も。

 さくらを演じた倍賞は「私個人として、ああいう男の人から結婚を申し込まれたら、『はい』って付いてっちゃうくらい、寅さんの人間像が好き。そういうところが出ちゃったのかな?」。さくらの夫役の前田は「映画を見た後、何度か寅さんに嫉妬したことがある」と明かした。

最終更新:8月4日(木)21時4分

東スポWeb