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中村倫也、来年7月に新国立劇場で初主演 ロンドンの怒れる若者に挑戦

オリコン 8月5日(金)6時0分配信

 俳優の中村倫也が、来年7月に東京・新国立劇場小劇場で上演される『怒りをこめてふり返れ』に主演することが3日、わかった。中村が同劇場の舞台で主演を務めるのは初めてで、演出は俳優としても活躍する千葉哲也が担当する。

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 同作は1956年にロンドンで初演され、「労働者階級社会を初めて描いた」と言われており、50年代の大英帝国への焦燥、不満、怒りをぶちまける姿が観客を挑発し、「怒れる若者たち」という呼び名で社会現象を起こした。今回は早稲田大学文化構想学部教授で多数の翻訳を手がけた水谷八也氏の新訳で、「生きるとは何か」に肉薄し、現代の日本を照射する。

 貧しい下級階層に生まれ、旧世代の価値観や秩序に激しい怒りをぶちまける主人公・ジミーを演じる中村は、2014年の主演舞台『ヒストリーボーイズ』で第22回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞し、映画やドラマでも活躍する若手実力派俳優。由緒ある劇場での初主演にむけて「ジミーという愚かしくも愛おしく、謎に満ちた滑稽な男にキャスティングしていただき、とてもやりがいを感じています」と気合いは十分。

 原作とは時代も国も異なるが「大戦後のイギリス、労働者階級の男の『怒り』は、一見現代の日本に生きる自分たちとは遠く離れた出来事に感じますが、必ず通ずる匂いがあるはず。しっかりと自分と結びつけて、繊細に、時に大胆に演じられたらと考えています」と、早くも役作りをイメージしている。

 共演は中村ゆり、浅利陽介、三津谷葉子、真名胡敬二ら。詳細は今後発表される。

最終更新:8月5日(金)6時0分

オリコン