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秩父土砂崩れ、181人孤立解消 土砂撤去で片側交互通行が可能に

埼玉新聞 8月4日(木)0時32分配信

 2日午後7時半ごろ、埼玉県秩父市中津川で土砂崩れが発生し、県道中津川三峰口停車場線の仏石山(ぶっせきさん)トンネル(長さ371メートル)の南側と北側の出入り口付近の道路計2カ所に土砂が積もり、通行止めになった。トンネルの先の中津川集落28世帯38人や中津川村キャンプ場利用者140人、宿泊施設のこまどり荘の3人が一時、孤立状態となった。

 3日午前6時から土砂撤去作業が行われた。普通車の通行が可能な迂回(うかい)路(林道)が確保され、孤立状態は解消。午後5時にはトンネル付近も片側交互通行が可能になった。

 県道路環境課などによると、2日午後7時半ごろ、運送会社の運転手から「土砂が流出している」と、秩父県土整備事務所に通報があった。

 土砂崩れは南側は長さ約30メートル、幅約8メートル、高さ約2~4メートル、北側は長さ約40メートル、幅約8メートル、高さ約2~6メートル。2日午後9時15分から通行止めになった。

 秩父県土整備事務所の独自の計測によると、2日午後6~7時の中津川地区の雨量は33ミリだった。

 孤立した181人で、けが人や体調不良を訴える人は出なかったという。

最終更新:8月4日(木)0時32分

埼玉新聞