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F1の夏休みはFIAの監視下でメールすら出せない「強制的な活動休止命令」発令!?

オートックワン 8/4(木) 11:25配信

2016F1グランプリは、21戦中12戦を終了して、夏休みに入った。

夏休みというとのんびりムードに聞こえるかもしれないが、F1の夏休みは、『強制的な活動休止命令』が発令される。開発コストを下げるためだ。

F1グランプリ2016シリーズ前半戦の各チーム状況を写真でチェック(画像29枚)

常に速さを求めて研究開発をしたがるのがデザイナーやエンジニア。本当のところ、どこかで誰かが内緒で開発作業をしているのではないか、と疑っているのだが、実はなかなか厳しい。例えば、チーム関係のメールのやりとりまでFIAがチェックして“ちゃんと休みなさい”というおふれが出る。

マシン開発が制限の中で行なわれつつ、F1は日進月歩の世界、殺人のない戦争と言われるわけだが、F1グランプリを戦うチームは同じF1チームでも実はさまざまな“形”がある。今回は、“F1チーム”にスポットを当ててみよう。

スクーデリア・フェラーリ

スクーデリアはイタリア語でチームを意味する。2016シーズンは、メルセデスAMGチームが圧倒的なポテンシャルを誇り、そこにレッドブルF1チームとスクーデリア・フェラーリF1が追従する形で進んでいるが、F1グランプリといえばフェラーリだ。

その理由は、1950年にF1グランプリが現在の形になってから、参戦を継続している唯一のチームだからだけではない。フェラーリのフェラーリたる所以は、生産車の宣伝のために参戦しているのではなく、F1活動をやるために生産車で稼いでいるというスタンス。

基本的な成立理由からして他チームとは別格だ。今は若干流れが変わったけれど、“F1はドイツのテクノロジーとイタリアの情熱に支えられている”と言われていた。イタリアの情熱は、言うまでもなくフェラーリだ。

1988年に作家の村上龍さんの案内役として13戦のF1グランプリを一緒に巡ったが、村上さんはフェラーリを讃えて、「イタリアは国家のイメージを高めた功績として、フェラーリに勲章を出すべきだ」とおっしゃった。まさしく、フェラーリはそういう存在だ。

F1ドライバーは例外なくフェラーリのドライバーになりたがる。ワールドチャンピオンになることと並ぶ夢。フェラーリがF1の象徴だからだ。マシンのコクピット脇には、ドライバーの名前が貼られている。それを目にしたドライバーの気分を考えている。気遣いが歓迎ムードを高め、結果としてチームが結束して力を出す、という図式だ。

ブリヂストンからフェラーリF1チームに移籍した浜島裕英エンジニアは、最初にマラネロを訪れた時に、社長のルカ・ディ・モンテゼモロから直々に歓迎の言葉をかけられて感動したそうだ。「アパートを探さなければ、と悩んでいたら“心配するな”と言われました。すでにアパートを契約してくれていたんです」。浜島さんは当然、やる気になった。

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最終更新:8/4(木) 11:25

オートックワン