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ブラジル卓球代表が合宿打ち上げ=坪井選手「日系らしく我慢強く」

ニッケイ新聞 8/4(木) 8:49配信

<ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」2日付け>

 【サンパウロ】リオ五輪卓球の男女ブラジル代表が先月29日、サンパウロ郊外での事前合宿を打ち上げた。3度目の五輪に臨む日系の坪井グスタヴォ選手(32)は、「疲れはあるが調整は順調。休暇を取って万全を期す」と手応えを語り、6日から始まる個人戦に備え1日、いよいよリオ入りした。(小倉祐貴記者)

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1日リオ入り、いざ6日の初戦へ

 20日に開始した合宿は、「自信を持って臨めるよう気持ちを高めることが目的」と小山ウーゴ女子代表監督。個人戦に出場する坪井、ウーゴ・カルデラノ(22)、クマハラ・カロリーネ(21)、リン・グイ(22)に加え、団体戦のマツモト・カズオ(31)、タカハシ・ブルーナ(16)の全選手が汗を流した。

 最終日となった29日は、小山監督らが真剣な眼差しで見つめる中、集中的に打ち込みを行い午前中で切り上げた。事前合宿を終えた同監督は、「良い雰囲気で本大会に臨めそうだ。上位進出のチャンスはある」と手応えを口にしている。

 その女子チームを引っ張るのはクマハラ。ブラジル女子最高位となる世界ランク119位の三世は、「合宿は良い調子で終えた。状態はまずまず。6日からの本大会に向けさらに気持ちを高めたい」。

 精神面は「期待や不安が入り混じっている」と話すが、母国での五輪とあって「この機会を活かし、一つでも多く勝ち上がりたい。積極的な姿勢を心がける」と表情を引き締めた。

 対する男子は3選手が100位以内と、これまでで最も強力な布陣と言われる。カルデラノは46位。64位の坪井も6月の国際大会「ジャパン・オープン」で、日本代表の丹羽孝希を破ってベスト8に進出した。

 坪井選手は「期待と緊張感が日増しに高まっている」と話し、「負荷をかけたので疲れはある。少し体を休めてからリオに向かい、日系人らしく我慢強く戦って上位に進出したい」と笑顔を見せた。

 かつては日本人街に住み、ブラジル日系人の団体(文協)で卓球を始めたマツモト選手は、初の五輪に「不安よりも楽しみが大きい」と意気込みを見せた。「国内で尊敬を集める日系人。彼らを代表して出場することに誇りを持つ」とも語り、声援を期待した。

 卓球競技は個人戦が6日、団体戦が12日から始まる。

最終更新:8/4(木) 8:49

ニッケイ新聞