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「シン・ゴジラ」×VRを見逃してはいけない! PlayStation VRとのコラボで、驚異の360度映像世界を体験

Stereo Sound ONLINE 8月4日(木)10時40分配信

「シン・ゴジラ」の撮影裏話も盛り上がる

 7月29日の公開直後から、傑作との呼び名の高い「シン・ゴジラ」。怪獣としての圧倒的な存在感と、持てる英知を集結してその“荒ぶる神”に挑む人間達の姿は、多くの映画ファンの心を直撃するだろう。

 そんな話題作が、PlayStation VRのスペシャルデモコンテンツとして登場することになった。SIEJA(ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア)と東宝のコラボレーションとして製作され、10月13日のPlayStation VRの発売に合わせて、期間限定で無料配信される。

 そして本日、一般ユーザーを招いてこのスペシャルデモコンテンツの特別先行体験会が開催された。

 会場には「シン・ゴジラ」の監督・特技監督 樋口真嗣氏、プロデューサーの佐藤善宏氏が登場し、まずは劇場作品「シン・ゴジラ」についてのトークショウから始まった。

 「シン・ゴジラ」は豪華なキャスティングも話題になっているが、その中で印象的だったことを聴かれると、樋口監督は「御用教授の3人組でした」と答えた。今回の作品には生物学者が多数登場するが、そのほとんどを映画監督が演じている。なかでも印象的な3人(ぜひ劇場でチェックを)の撮影が実はたいへんで、なんと36テイクに及んだというのだ。

 また前日に会議の寄りのカットを撮影した翌日、本当は別カットの予定だったが、庵野監督のこだわりで会議室の引きのシーンを追加撮影することになり、役者陣があわててセリフを覚え直すと言ったエピソードもあったという。

樋口監督も、VRの進化に興奮した

 続いてPlayStation VRを使ったデモコンテンツの体験会に移る。ステージにこの映像を制作したSIEJAの秋山賢成氏も登場し、その制作経緯が語られた。

 今回のデモコンテンツは、SIEJAが東宝にPlayStation VRのデモをしたことから始まったそうだ。

 プロデューサーの佐藤氏は、VRはこれまでの「見せる映画」が「体感する映画」に変わっていく可能性を持っており、映画業界にとっては驚異でもあると語った。VRを活かしていくと映画としてどうなるのか、その相乗効果にも期待できるということなのだろう。

 作り手である樋口監督は、映画を作る構成要素である「フレーミング」と「カット割り」がVRでは通用しないので、従来とは異なる作り方が必要になるという見解を語った。

 一方VR制作を手掛けた秋山氏が苦労したのは、ゴジラ史上最大という大きさをVRで活かすことだったそうだ。VRでのゴジラと自分との距離感をいかに再現できるか、映像表現としての迫力が難しかったという。

 とここで樋口監督がまだVRのデモコンテンツを見ていないということで、全員の前で公開VR視聴を行なうことになった。といっても樋口監督がみている映像は他の人にはわからないので、そのリアクションからコンテンツの出来を想像してくださいというものだ。

 ヘッドセットをつけた樋口監督は、周囲を見回しながら、「熱い」「それでは効かないんだ」「ここに来たか」という謎の言葉を発しつつVR映像に没頭、見終わった後には、「以前もPlayStation VRを体験したことはあるけれど、その時よりもヘッドセットがかなり進化しています。メガネをかけていても邪魔くささがなくなった。この絵もすごい。PlayStation VRはずっと欲しいと思っていて、予約が始まってから申し込んでいるんだけど外れてばかりです。これは欲しいなぁ」と手の中のヘッドセットをそのまま持って帰りたそうにしていた。

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最終更新:8月4日(木)10時40分

Stereo Sound ONLINE