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子どもの習い事や塾などの費用、月収の何%が適正?

ベネッセ 教育情報サイト 8月4日(木)17時1分配信

保護者側の考え方でかけ方が変わるのが「学校外教育活動費」。学校外教育活動費は、保護者側の裁量が利くお金だけに、「どのくらいまでなら、かけていいものなの?」と悩むかたも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、学校外教育活動費の調査を参考にしながら、家計費とのバランスを考えてみたいと思います。

学校外教育活動費は「中学生時代の負担」が多い

取り上げるデータは、2013(平成25)年の「学校外教育活動に関する調査2013--幼児から高校生のいる家庭を対象に--」(ベネッセ教育総合研究所)です。
まずは、ひと月にかかる学校外教育活動費を、就学先別にご紹介していきましょう。カッコ内の金額は、ひとつ前の2009(平成21)年の調査です。

●就学先別の学校外教育活動費
幼児 ⇒ 6,700円 (7,200円)
小学生 ⇒ 1万6,200円(1万7,900円)
中学生 ⇒ 2万2,300円(2万5,100円)
高校生 ⇒ 1万7,200円(1万9,400円)

全体をとおした平均額は、ひと月1万5,000円(前回調査では1万6,700円)になっています。
データを見ると、中学生時代の負担が重くなっていることがわかります。また、いずれの年代でも、前回調査(2009<平成21>年)に比べて全体的に金額が減っています。0歳からの幼児教室通いなど、習い事の早期化も目立ってはいるものの、保護者側のお財布事情は厳しく、裁量が利くお金である学校外教育活動費を押し下げているのが現実なのだと思います。

次は、世帯年収の違いが、学校外教育活動費のかけ方にどのくらいの差を生んでいるのかをご紹介します。

●世帯年収別の学校外教育活動費
世帯年収400万円未満 ⇒ 8,500円(8,700円)
世帯年収400~800万円未満 ⇒ 1万4,100円(1万4,700円)
世帯年収800万円以上 ⇒ 2万5,600円(2万6,700円)

年収が高くなるほど、学校外教育活動費が高くなるのは、自然な現象です。年収が400万円未満のご家庭で、学校外教育活動費が1万円以内というのは、適正な負担額といえますし、年収が800万円を超えると、月に2万円台の負担をしているご家庭は実際にも多くなっています。

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最終更新:8月4日(木)17時1分

ベネッセ 教育情報サイト