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【ブラジル】『五輪車線』で渋滞激化 すでに316人に罰金=リオ市内

サンパウロ新聞 8月4日(木)3時31分配信

 リオ市内の道路には五輪関係車両の通行を円滑にする目的で五輪専用・優先車線が設けられており、7月31日にはその車線を許可無く通行した者に対する罰金措置の運用が始まった。運用開始後最初の平日となった1日、リオ市内各地では、この五輪車線の影響で交通渋滞が激しさを増した。アメリカス大通りやゴベルナドール・カルロス・ラセルダ大通り(通称リニャ・アマレラ)、州道71号線(通称リニャ・ベルメリャ)では、早朝から車が数珠つなぎになった。ニュースサイト「G1」が同日付で伝えた。

 道案内・渋滞情報アプリケーションの「ウェイズ」によると、午前10時50分の時点で、リニャ・ベルメーリャの渋滞による待ち時間は40分、アメリカス大通りでの待ち時間は22分を記録した。

 しかし、最も大きな影響を受けたのはリニャ・アマレラだ。リニャ・アマレラでは、渋滞による待ち時間は午前10時45分の時点では50分だったが、それ以前の時間帯では1時間以上に達していた。

 これらの通りを通行する人達はソーシャルネットワーキングのサイト上で「いつもは30分で行ける経路に3時間かかった」「この五輪車線は変更しなければだめだ。バスの通行も解放して」と不満を漏らしている。

 ニテロイ方面からリオ市に向かう場合もまた、やはり渋滞がひどいブラジル大通りに入らなければならないため大変な混雑だった。午前10時35分の時点で、リオ・ニテロイ橋を渡るのに23分を要した。普段は13分程度で渡れる。

 7月31日から、五輪車線を許可無く通行した車両に対して罰金が科されるようになった。交通違反の取り締まりなどを行うリオ市の交通工学公社(CET)によると、31日午後までにすでに153人のドライバーが罰金を科された。しかし、リオ市役所によると、この数は多いとは捉えられていない。

 31日からは、選手団や審判、大会運営スタッフなどの五輪関係者のみが通行できる五輪専用・優先車線を無断で通行したドライバーに対しては85レアルの罰金が科されることになっている。リオ市役所は同市の条例によって、違反者に対しては1500レアルの罰金を科すとしていたが、検察当局がこれを無効とするよう裁判所に要請。裁判所は判断を二転三転させた後、最終的に1500レアルという法外な罰金を科すことを認めなかった。

 五輪車線を許可無く通行した違反者は、罰金85レアルが科されるほか、違反点数5点が減点される。1日午後8時過ぎの報道時点では、罰金を科された違反者は合計316人に上っている。

サンパウロ新聞

最終更新:8月4日(木)3時31分

サンパウロ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。