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ディズニー映画に見られる悲しい設定。その理由とは…

ギズモード・ジャパン 8月4日(木)23時10分配信

ディズニーキャラ、孤児率高し

ディズニー映画は夢と希望と愛に溢れたイメージがある一方、登場人物は過酷な運命を背負わせられているケースが大半です。それは、両親の失踪、もしくは死ーー。

物語の途中で親が死ぬか、最初から存在しないか、生き別れになっているか、片親か、両親が揃っていたとしても意地悪な継母と虐待を止められない不甲斐ない父親といった設定が大多数で、基本的に主役のパートナーは動物です。

それにしてもなぜ、ディズニーはこういった悲しい設定を好むのでしょうか? 原因は幾つかありますが、Looperによると、創設者のウォルト・ディズニーが長年苦しめられていたトラウマも一因のようです。

ウォルトのトラウマ

長年に渡ってディズニーのプロデューサーを務めるドン・ハン氏が、2014年にGlamourのインタビューに語った内容によると、ミッキーマウスの生みの親であるウォルト・ディズニーは悲惨な事故で母親を亡くしているそうです。


“1937年の映画「白雪姫」の成功のあと、ウォルトは両親のために家をプレゼントしました。家の暖房路には漏れがあったため、彼はスタジオのスタッフに直すよう命じます。しかし暖房路は正しく修理されておらず、引越ししたばかりの両親は一酸化炭素中毒で倒れてしまいました。父親は回復に向かいましたが、母親は帰らぬ人にーー。

ウォルトはこの件を話したがりませんでした。そして誰も触れずにいました。ウォルトは全ての責任は自分にあると思い詰めていたのです。私は精神科医ではありませんが、彼の作品にはこの事故が反映されていたのかもしれません。ウォルトの母親の死は不幸でしかありません。多くの人々がそうであるように、彼もひどく荒れたのです。”

成長せよ

アニメ映画の一般的な尺は80から90分と短い一方で、ディズニー映画のテーマは成長です。描かれているのは、キャラクターが責任を受け入れる日のこと。映画「ライオン・キング」のシンバは故郷のプライド・ランドを離れますが、再び戻ってきます。バンビの母親は殺されてしまい、バンビは幼くして自力で生きることを強いられます。映画「美女と野獣」のベルは父子家庭ですが、父親が行方不明になってしまったので、一歩を踏み出します。いわば、両親の死や別れは、キャラクターを成長させるための手っ取り早い手段なのです。

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最終更新:8月4日(木)23時10分

ギズモード・ジャパン

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。