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三崎マグロに新商品 加工品「コンフィ」開発

カナロコ by 神奈川新聞 8月4日(木)17時31分配信

 「三崎マグロ」を使った新たな加工品を、県水産技術センター(三浦市三崎町城ケ島)とマグロ問屋「三崎恵水産」(同)が共同開発した。三崎漁港で水揚げされたビンナガを、低温の油で熱する料理「コンフィ」として商品化。口の中で広がるビンナガのほのかな香りを残し、うま味も凝縮させることで、付加価値化に成功した。

 三崎恵水産が国の補助制度を活用した商品開発に着手し、魚の加工で実績がある同センターに2014年度に共同開発を依頼した。

 サイズや加熱時間などに改良を重ね、6月完成。開発に携わった同センター主任研究員の臼井一茂さん(47)は「今後はメバチやキハダの端材、カジキなどもコンフィにしていきたい」。

 三崎恵水産はアジアを中心に海外展開しており、常務の石橋匡光さん(38)はヨーロッパのツナ缶工場で鮮度の悪いマグロが原料に使われているのを見て「鮮度のいい、付加価値のある加工品を作りたい」と考えていたという。「まずは地域に定着させたい。世界のマグロ消費の半分以上はツナ缶と言われているので、ゆくゆくは新たな加工品として世界にアピールできれば」と話している。

 コンフィは1パック250グラムで950円の予定。問い合わせは、三崎恵水産電話046(881)7286。

最終更新:8月4日(木)17時31分

カナロコ by 神奈川新聞