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オーストラリア大陸が朝鮮半島へと移動中

ハンギョレ新聞 8月4日(木)8時2分配信

地球で最も速く動く地殻プレート 1994年から22年間で1.5メートル北に

 プレート構造論によれば、地球の表面は10個余りの板のような破片に分かれている。プレートは少しずつ動くが、オーストラリアプレートはその中で最も速く動いている。オーストラリアプレートに属すオーストラリア大陸は、最近22年間に北に1.5メートル移動したことが分かった。毎年7センチ前後移動したことになる。オーストラリアの地球科学研究院によれば、真北よりは若干東寄りに動いたという。プレートの移動は地殻構造の安定を害し、窮極的には地震発生の可能性を高める。しかし、今のところはオーストラリア大陸が暑い赤道方向に動いていることを意味する。

 オーストラリアは南半球で朝鮮半島とほぼ同じ経度にある。世界地図を広げて朝鮮半島から垂直線を下ろせば、オーストラリア中西部を貫くことになる。韓国から見れば、オーストラリア大陸が朝鮮半島に向かって近づいているとも言える。

 これに伴いオーストラリア政府は、オーストラリアプレートの移動状態を反映して、まもなく緯度と経度座標を修正することにした。オーストラリアが現在使用している座標は1994年に設定されたものだ。1.5メートルの差は実際には現在の生活に大きな不便にはなっていない。スマートフォンに使われるGPSの位置精度は5~10メートルに過ぎない。しかし精密な位置把握が必要な自動運転車時代になれば、1.5メートルの差は大きな問題になりうる。自動運転車が隣の車線を走りかねないためだ。

実際の位置に合わせてGPSを修正することに
2020年予想座標基準で作成

 オーストラリア政府は2020年の予想座標に合わせて地図の修正作業を実施する予定だ。頻繁に地図を修正できない現実を考慮して、できるだけ長く使えるようにするためだ。2020年には現在の地図より約2メートル北に移動すると推定している。

 座標の変更作業は来年初までに終えられる。したがって来年以後の3年間は、実際より緯度と経度が若干異なる地図を利用することになる。とはいえ、これは現在使用中の地図よりははるかに正確だ。

 しかし多様な力を受けているプレートの移動は、予想通りに進むとは限らない。特に地震などにより地殻変動が起きれば、それだけで大陸の緯度と経度が変わる。例えば2004年12月、インド洋津波が発生した前日に太平洋では規模9.1の地震が起きた。これによってシドニーとタスマニア間の距離が数ミリメートル遠ざかった。昨年のネパール地震の後にはヒマラヤ山脈の一部が1.5メートル低くなることもあった。

クァク・ノピル先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:8月4日(木)8時2分

ハンギョレ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
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