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<内閣改造>稲田防衛相「負担軽減を実現」

沖縄タイムス 8月4日(木)7時45分配信

 【東京】稲田朋美防衛相は3日の初閣議後の会見で「国家の存立と国民の生存を守る、国民の平和な暮らしを守るという、国家の根幹にかかわる任務を担うことになり、大変光栄」と述べた。

 安倍晋三首相から米軍普天間飛行場移設を進め、抑止力の維持を図りつつ、沖縄をはじめとする地元の負担軽減を実現することや、南西諸島に自衛隊の配備計画を明記した中期防衛力整備計画に基づき、自衛隊の体制強化に取り組むことなど7項目の指示を受けたことを明らかにした。

 稲田防衛相は「約25万人の自衛隊員とともに、わが国と世界の平和と安定に貢献していく」と意気込んだ。

■首相に近い改憲派 稲田防衛相

 弁護士出身で、日中戦争時に旧日本軍人が中国兵の殺害数を競う「百人斬り」をしたとの報道に関し、虚偽と主張する訴訟などに携わる。党内でもタカ派として知られる。

 安倍晋三首相と政治信条や国家観が近く、当選4回で、行政改革担当相、党4役の政調会長と要職を歴任し、女性2人目の防衛相。自衛隊を明記する憲法9条改正が持論。4月28日の「主権回復の日」と8月15日の終戦記念日は靖国神社に参拝してきた。

 元米海兵隊員で軍属による暴行殺人事件を受け、参院選公約に「日米地位協定のあるべき姿の検討」と盛り込み、ケネディ駐日米大使と面談するなど沖縄の基地問題に関心を持つ。先月、普天間飛行場を視察し早期返還の必要性を確認した。

 網タイツと地元福井産のめがねがトレードマーク。衆院福井1区。57歳、福井県出身。(細田派)

最終更新:8月4日(木)7時45分

沖縄タイムス