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縄文土器風太鼓を披露 石動幼稚園児が縄文まつりで演奏

北日本新聞 8月4日(木)13時15分配信

 小矢部市の桜町石斧(せきふ)の会は縄文土器風太鼓を新調し、石動幼稚園で4日、園児に披露した。園児が「縄文まつり」で毎年演奏する土器太鼓が傷んで数が少なくなったことから樹脂製の花鉢を活用し、園児が運べるよう6分の1ほどの重さに軽量化した。園児は9月4日の本番で演奏するのを楽しみに太鼓を打ち鳴らした。

 園児は2008年から縄文まつりに出演し、石斧の会が祭り前に貸し出した太鼓で演奏を披露している。粘土を焼いて2000年ごろに作られた太鼓は長年の使用で割れたり、持ち手や装飾が取れたり、現在は8個あったうち3個しか使えなくなっていた。

 板金職人だった石斧の会副会長の宗田徹也さん(69)が花鉢に、アウトドア用の網入りビニールシートを張り、直径、高さとも33センチ、重さ1キロの太鼓を12個仕上げた。土器をイメージして塗装し、渦巻き模様で装飾した。

 宗田さんは会長の山本護さん(73)と幼稚園を訪れ、太鼓を披露した。園児は6~8キロあった旧の太鼓と持ち比べ「軽い」と笑顔を見せた。新しい太鼓を元気にたたき、「ありがとう」とお礼した。

 宗田さんは「園児の笑顔を見たくて一生懸命作ってきた。この太鼓で練習し、まつりでは訪れる人に元気を届けてほしい」と話した。

北日本新聞社

最終更新:8月4日(木)13時15分

北日本新聞