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シエラレオネに子ども服を 「支える会」が魚津で箱詰め

北日本新聞 8月4日(木)21時16分配信

■ことしは船とコンテナで大量輸送

 西アフリカ・シエラレオネの支援に取り組む「シエラレオネの子供を支える会・富山」は4日、魚津市上村木にある西本美絵子代表の自宅で、同国の子どもたちに贈る衣服を箱詰めした。毎年文房具や衣服を送っており、今年は千葉県の夫婦の協力で、船とコンテナを使い大量の荷物を送れることになった。(新川支社編集部・吉崎美喜)

 シエラレオネの子供を支える会・富山によると、同国は最貧国といわれる国の一つ。多くの子どもが裸で過ごし、1日に1食しか口にしていない。会は1989年に結成し、毎年フリーマーケットや募金活動などで集めた支援金と物資を同国の学校に送っている。

 物資は船で送っているが、輸送費がかさむため、段ボール箱2箱程度に絞っていた。今回は同国で学校を運営する日本人シスターの知人で、千葉県に住む夫婦が協力を申し出た。夫婦が仕事で使う船に、物資を量にかかわらず無料で載せられることになった。

 メンバーは周囲に呼び掛けて子ども服を集めてきた。この日は魚津市や富山市の5人が衣服を段ボール箱に詰め、倉庫がある茨城行きのトラックに載せた。箱の数は53に上った。物資は茨城から千葉に運ばれ、船に載せられる。

 近年は国内でも災害や貧困があり、外国への支援活動を批判されることもあるという。西本代表は「支援が必要なくなるまで、できることを地道に続けようと決めている。活動のことを知ってもらえるとうれしい」と話している。

北日本新聞社

最終更新:8月4日(木)21時16分

北日本新聞