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外国人客の接客法を助言

紀伊民報 8月4日(木)16時34分配信

 闘鶏神社(和歌山県田辺市東陽)などの世界遺産追加登録に向け、田辺市が外国人観光客のおもてなし力向上に力を入れている。増加が見込まれる外国人客を地域活性化につなげるのが狙い。観光関連の事業所に外国人アドバイザーを派遣し、メニューの英語表記や接客法を助言。利用してもらう工夫を一緒に考えている。

 2015年の市内の外国人宿泊客は2万1536人で、14年より1・8倍増えた。市町村合併した05年に比べ、19・2倍増えている。外国人客で予約がいっぱいになる宿泊施設がある一方で、経済効果が見られない事業所も多い。

 同市湊の飲食店「銀ちろ」(保田英雄社長)は英語メニューを用意し、一定の外国人の利用があるが、素通りするバックパッカーも多い。昼食に比べ、夕食の利用が少ないのも課題という。

 アドバイザーを務める米国人で同市新庄町の翻訳業、バンホーン・トッドさん(41)は「この店で食事する利点、店内が広く、荷物も楽に置けることなどを表に表記してはどうか」と提案。メニューもウツボやカツオ、クエなど地場産のお薦め食材を紹介し、どの料理に使用しているかを盛り込むことを助言した。

最終更新:8月4日(木)16時34分

紀伊民報