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欧州債:ドイツ国債ほぼ変わらず-5分の4以上で利回りがマイナス圏

Bloomberg 8月4日(木)2時14分配信

3日の欧州債市場ではドイツの10年物国債がほぼ変わらず。この日は2年債の入札が行われた。ドイツ国債の80%以上で利回りがマイナス圏に押し下げられたが、市場では相場上昇の持続性に対して疑問が浮上している。

ドイツ国債の先週のパフォーマンスは周辺国債を下回り、スペイン10年債のドイツ国債に対する上乗せ利回り幅(スプレッド)は昨年12月以降の最小となっていた。ドイツはこの日、2018年9月償還債を50億ユーロ入札。前日は日本の10年債入札結果を受け、世界的に国債が売りを浴びた。

KBCバンクのストラテジスト、マティアス・ファンデルユフト氏(ブリュッセル在勤)は、「リスクリワードという点で買う意味のない水準に、ドイツ国債は値上がりした」と指摘。「その一方で、利回りは過去最低付近で推移すると見込まれるため」、ショートを建て始めるには完璧なタイミングでないと語った。

ロンドン時間午後4時3分現在、ドイツ10年債利回りは前日比ほぼ変わらずのマイナス0.035%。前日までの2営業日で8bp上昇していた。先月6日には過去最低となるマイナス0.205%を記録した。同国債(ゼロクーポン、2026年8月償還)価格は100.35。

2年債入札の平均落札利回りはマイナス0.6%。7月6日の前回入札ではマイナス0.69%と、過去最低だった。ブルームバーグ・ドイツ国債指数に基づくと、同国債の80%以上で利回りがマイナス圏にある。

スペイン10年債利回りは1bp上昇の1.09%。ドイツ国債に対するスプレッドは112bp。一時は110bpまで縮まった。英国のEU離脱が決まった6月24日には194bpに達していた。

原題:Negative Yield on Four-Fifths of German Bonds Leaves Market Wary(抜粋)

Lukanyo Mnyanda

最終更新:8月4日(木)2時14分

Bloomberg