ここから本文です

米国株:反発、原油高でエネルギー株に買い-決算で金融株も上昇

Bloomberg 8月4日(木)5時26分配信

3日の米株式相場は反発。S&P500種株価指数は3日ぶりに上げた。原油相場が3週間ぶりの大幅高となり、エネルギー株が上昇。企業決算を受けて金融株にも買いが入った。

株式相場は取引終盤に上昇した。原油相場が週間在庫統計を好感して3.3%上昇し、石油・天然ガス銘柄は3週間ぶりの大幅高となった。利益が予想を上回った保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は2011年以来の大幅上昇。一方、生活必需品株は下げ、ヘルスケア株は続落。買収対象になっていないとの見方からバイオジェンは2.7%下げた。ファイザーとメルクも安い。

S&P500種株価指数は前日比0.3%上昇して2163.79で終了。ダウ工業株30種平均は8日ぶりに上げ、41.23ドル(0.2%)高の18355.00ドルで終えた。ナスダック総合指数は0.4%高。ゴールドマン・サックス・グループの主要空売り銘柄バスケットは5週間ぶりの大幅上昇となり、9カ月ぶり高水準に達した。

コーナーストーン・ファイナンシャル・パートナーズのマネジングパートナー、ジェフ・カーボーン氏は「市場は上がる理由や下がる理由を探してゆっくりと動いているが、まだ見つかっていない。再び原油相場との相関性が若干みられるようになった。ファンダメンタルズに基づいた相場を示唆する展開はまだなく、なお中央銀行の政策にかなり関係している」と指摘した。

S&P500種の予想株価収益率(PER)は18.3倍と、約10年ぶりの高水準。一部金融機関の決算が予想を上回ったほか、各国中央銀行が景気刺激に向けて緩和策を維持するとの観測が株価を下支えており、主な株価指数は最高値に近い水準で推移している。

しかし、先週発表された経済成長率が失望を誘ったため、景気の改善状況を示すはっきりした兆候を市場は探しており、引き続き景気の強さを計るデータに注目が集まっている。この日発表された7月の米民間雇用者数は前月から増加、着実なペースでの伸びが見られた。米供給管理協会(ISM)が発表した7月の非製造業総合景況指数は拡大を示したが、7カ月ぶりの高水準を記録した前月からは拡大ペースが減速した。

1/2ページ

最終更新:8月4日(木)6時52分

Bloomberg

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

地球外生命を宿しているかもしれない1つの惑星と3つの衛星
地球外にも生命はいるのでしょうか?NASA(アメリカ航空宇宙局)の惑星科学部門の部門長であるジェームズ・グリーンと一緒に、地球外生命を宿していそうな場所を太陽系内の中で探してみましょう。 [new]