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アベノミクスに投資家は興奮せず、日本市場に「デジャブ」の展開

Bloomberg 8月4日(木)6時33分配信

安倍晋三首相の政策を待望していた市場が発表を受けて失望するー。これは今回が初めてではない。

28兆円規模の経済対策パッケージが発表された2日、TOPIXは1.6%下落。3日はさらに2.2%下げた。投資家がリスク回避志向を強め円は2日にドルに対し1.5%上昇。トレーダーらは対策の内容が期待外れだろうと見込んでおり、この見方が裏付けられたことに沿って行動したと、富国生命保険が指摘した。

2014年6月に安倍首相が日本経済再生に向けた女性の活用拡大やヘルスケア業界と地域経済の活性化などの政策を打ち出した時も、市場の反応は芳しくなかった。TOPIXは発表翌日に0.6%下落、3営業日での下げは1.2%となった。

13年6月に首相がアベノミクス「3本の矢」3本目の成長戦略を明らかにした後も、TOPIXは3日続落し6.1%下落した。首相は6月5日の講演で、国民所得を増やし民間企業に対する参入障壁を撤廃する案を示したが、講演内容には「驚きがなかった」とみずほ信託銀行が当時、辛口に評した。

原題:It’s Deja Vu in Japanese Markets as Abe Leaves Investors Cold(抜粋)

Tom Redmond

最終更新:8月4日(木)6時33分

Bloomberg