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米ナイキ、ゴルフ用具事業から撤退-タイガー・ウッズ人気凋落で

Bloomberg 8月4日(木)12時13分配信

世界最大のスポーツ用品メーカー、米ナイキは3日、ゴルフ用具の販売を取りやめると発表した。プレーヤー人口が減っているゴルフ界にとってさらなる打撃となる。

発表によると、同社はゴルフクラブ、ボール、バッグの販売から撤退するが、ゴルフ用シューズと衣料品の販売は継続する。2016年5月期のナイキのゴルフ部門の売上高は8.2%減の7億600万ドル(約710億円)と、同社の主要部門で最悪の成績だった。同部門の売上高は3年連続で減少している。

ナイキは、1990年代後半から2000年代初頭にゴルフ人気の立役者となりスターの座に上り詰めたタイガー・ウッズを中心にゴルフ事業を展開。しかし、ウッズは09年の自動車事故をきっかけに不倫を認め、ツアー参加を自粛。その後復帰したが以前のような圧倒的な実力を取り戻していない。

ウッズ(40)はナイキのゴルフ用具を使用し、同社はウッズ・ブランドの衣料品を販売している。ナイキは3日、衣料品とシューズで革新を続けると表明。しかし、ゴルフ用衣料品の売り上げも近年、特に多くのミレ二アル世代の間で落ち込んでいる。

ナイキの最大ライバルである独アディダスも利益の足かせとなっているゴルフ事業から手を引きつつあり、テーラーメイドやアダムス・クラブなどのゴルフ用具事業の大半の買い手を探している。

原題:Nike Will Stop Making Golf Equipment as Woods’s Star Fades (1)(抜粋)

Nick Turner, Matthew Townsend

最終更新:8月4日(木)12時13分

Bloomberg