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寅さんとさくらの永遠のラブロマンス?渥美清さん没後20年

デイリースポーツ 8月5日(金)5時58分配信

 映画「男はつらいよ」で主人公・寅さんを演じた俳優の渥美清さん(享年68)が亡くなって20年の命日となった4日、都内で、シリーズ第1作(1969年公開)のフィルム上映会が行われた。山田洋次監督(84)と、倍賞千恵子(75)、前田吟(72)、佐藤蛾次郎(71)のキャスト陣が出席。“同窓会トーク”で天国の国民栄誉賞俳優へ思いをはせた。

 劇場ロビーにはシリーズ全49作のポスターや渥美さんが撮影で着用した衣装などを展示。山田監督は第1作公開時を振り返り「渥美さんは喜劇の大スターなのに、くそ真面目な映画だと僕は落ち込んだし、会社も絶望してたんじゃないかな。ダメだと思ってたら、お客が入って笑ってくれて。あの不思議な感じは一生忘れない」と述懐した。

 寅さんの妹・さくら役の倍賞は「渥美さんとのシーンは笑ってばかり。カメラマンによく怒られました」と語り、「旅に出る時の『お兄ちゃん、行っちゃうの?』というシーンが好きで。兄妹でどこか愛し合ってたんじゃないかな」と推察。山田監督は「寅さんとさくらの永遠のラブロマンスだったのかも」と解説していた。

最終更新:8月5日(金)7時39分

デイリースポーツ