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猫、フラッシュ撮影で失明するの? ツイッターで話題に 専門の獣医師「けいれんの可能性も…」

withnews 8月6日(土)7時0分配信

 フラッシュを使って猫の目を撮影すると失明してしまう? ツイッターでそんな投稿が話題になりました。専門家は「1回だけのフラッシュで失明する可能性は低い」と説明する一方、「けいれんを引き起こす可能性はある」と注意を促します。強い光は犬や猫に、どのようなダメージを与えるのか。動物の目が専門の獣医師に話を聞きました。

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「強い光を長時間当てると…

 動物の眼科が専門の「アニマルアイケア・東京動物眼科醫院」の小林義崇(よしたか)院長は、「フラッシュ撮影が犬や猫に失明をひきおこすという科学的なデータは、私が知る限りではありません」と前置きした上で、「目に強い光を長時間照射すると網膜に障害が出るということは、犬を含む多くの動物で報告されています。これは猫にも同様に言えるものだと考えられます」と言います。

 特に犬や猫の網膜にはタペタムという反射板があり、網膜に光がより多く到達するしくみになっており、そのため網膜障害もおこりやすい可能性があるそうです。

「一回だけのフラッシュで失明は考えにくい」

 1回のフラッシュで失明してしまうのか? 小林院長の答えは「考えにくいです」。

 動物病院でも病気になった犬や猫の目を検査するために、フラッシュを当てて検査をしていますが、特にトラブルにはならないそうです。

 「1回のフラッシュぐらいで、目に深刻なダメージを与えることはまずないと言えるでしょう」

 ただし、強い光の場合、網膜の障害のほかに、たとえば痙攣(けいれん)発作を引き起こす可能性もあります。

「完治の可能性は…

 犬や猫の網膜に障害が出ると、完治できるかどうかは、障害の程度によって変わってきます。ただし、人間が日食を裸眼で見た場合などにおこる日食網膜症でも、軽度の傷害のみのこともあれば、回復が難しい状態になることもあります。

 小林院長は「1回だけのフラッシュ撮影で猫や犬の目に深刻な傷害をひきおこすとは考えにくいですが、レーザーポインターやLEDなどの強い光を目に長時間照射することは避けた方がよいでしょう」と話しています。

最終更新:8月6日(土)7時0分

withnews